こんにちは、ナミです。
世界には「これ作り物?」と思うような、本当に珍しい虫がたくさんいます。
今回の6選は、変わった生物や虫が好き!という方でも、
もしかすると初めて目にするかもしれない代物ばかり。
抵抗がある方は、薄目で見てくださいね。
「なんだこれ?」と気になって、きっと目を開けてしまうと思いますよ!
Contents
1:ボリビアバグ
名前のとおり、ボリビアに生息する毛虫です。
この毛虫の特徴は、とにかくフサフサ…というよりモコモコの毛です。
ファーみたいで、可愛いらしいです。
インパクトのある毛並が似ていることから、
トランプ大統領の名前を冠して呼ばれることもあるそうです。
ご本人にとっては、ちょっと失礼な気もしますが…。
そして、蛾になっても毛に覆われているのが驚きです。
成虫になってからの方が、さらにキュートです。
しかし、トゲには猛毒があります。触れただけで強烈な痛みがあり、
外傷だけでなく、吐き気から呼吸困難、死に至る危険もあります。
うっかり触ってはいけません。
2:孔雀グモ
腹のあたりにある、鮮やかな扇のような器官が特徴です。
見た目の華やかさはさることながら、
特にオスは、全身全霊で行う求愛ダンスで知られています。
内容は、他の動物が比較にならないほど健気です。
5ミリほどの体で、懸命に愛を捧げます。
巣を張らずにエサを捕獲する習性から、視力が優れ、
ダンスにも視覚効果を取り入れています。
最も重要な、メスの反応ですが、
実はダンスにはそれほど注目していません。
メスは、見た目を重視することが分かっています。
さらに、不快感を抱くと、そのオスを食べます。
子を残すどころか命を獲られるとなれば、オスの必死さも、うなずけます。
3:アザミウマタマゴバチ
1ミリに満たない世界最小の昆虫です。
この種の中で、特に小さいのが「寄生バチ」です。
0.2ミリしかなく、ゾウリムシより小さい極小サイズです。
アザミウマという種類の昆虫に寄生します。
目視できないレベルの小ささですが、羽や触角があります。
産卵器官も備えていて、立派に生命活動をします。
特に興味深いのは、脳です。
5000個ほどの細胞で構成されています。
ミツバチの約85万個と比較しても、その少なさは明らかです。
成長すると、95%以上の細胞が核を失くし、サイズダウンします。
それでも同じように飛び、寄生し、生き続けられます。
4:ハゴロモ
日本をはじめ、世界中に生息する身近な昆虫です。
複数の種類がありますが、大きさは1センチ程度です。
見た目はセミに似ていて、草木の汁を摂取します。
稲の成長を阻害したり、病気を招いたりするので、
日本の農家には迷惑がられています。
特徴的なのが、蛹の時の姿です。
きらきら光る毛束がおしりから出ています。
まるで光ファイバーのようです。
ふんわり着地するためとか、天敵の目をごまかすためとか、
諸説ありますが、その必要性ははっきりしていません。
ワックスのような素材で、すぐに取れてしまいますが、
放っておくと、また生えてきます。
5:トトロカギムシ
有爪動物として知られるカギムシですが、
ベトナムで、日本にちなんだ新種が発見されています。
最初に捕獲されたのは、2007年でした。
名前からも分かるように、ジブリアニメ「となりのトトロ」に関係しています。
発見者が、見た瞬間に思わず連想したのはトトロ…ではなく、
アニメに出てくる人気キャラクター「ネコバス」でした。
虫っぽ過ぎて、似てないと思われるかもしれませんが、
虫とは思えない毛並で、触り心地も、とても滑らかなのです。
英名「ベルベットワーム」というのも納得です。
約6センチというサイズ感が、とてもかわいいです。
6:ニセハナマオウカマキリ
アフリカに生息する、珍しいカマキリです。
カマキリは、その獰猛さや華のあるビジュアルで、人気があります。
中でも、とりわけスター性があるのが、ニセハナマオウカマキリです。
ヒーローのような、ヒール役のような、
いずれにしてもポージングが様になっています。
名前のとおり、魔王の風格です。
幼虫の時は、茶褐色をしています。
これはこれで渋くてカッコイイのですが、成長すると、彩り豊かな迷彩柄に変身します。
キメ台詞が聞こえてきそうなクオリティです。
日本でも、ほんの僅かですが飼育されているそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
虫とは思えないビジュアルですね!
実はあまり虫が得意ではないので、いかにも虫!というものよりも、
ひょっとしたらイケるかもと思っていたのですが…。
ともあれ、まだまだ珍しい虫がいるのでご紹介したいですし、
虫が好きとか苦手とか、そういう違いが生まれる謎についても、調べてみたいですね!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!