日本国内だと、どこにでも旅行に行けると思っている人も多いかと思います。
しかし、日本の島々を調べてみると立ち入りが禁止されているところが存在します。
今回は、一般人が入ってはダメな立ち入り禁止の島を5つ、ご紹介したいと思います。
沖縄県の入砂島
入砂島は沖縄県に属する無人島で、0.26平方キロメートルの小さな島です。
無人島ということもあり特別立ち入る理由も見当たらない島ですが、立ち入り禁止の場所です。
なぜ立入禁止となっているのかというと、
この島はアメリカ空軍が管理を行っている射爆撃場であるため一般人は立ち入ることができません。
一般人は立ち入ることができないのですが、周辺海域はアオサノリの収穫状ということもあり訓練のない日曜日に限っては上陸を許可されています。
このように、入砂島は軍事関連施設となっているので、基本的には一般人が立ち入ることができない島とされているのです。
硫黄島
硫黄島の名前を耳にしたこともある人は多いでしょうが、この島も一般人が立ち入ることができない島となっています。
太平洋戦争で激戦を繰り広げた島であり、映画やドラマで取り上げられることもあるこの島は、昭和19年には1000人ほどの人が暮らしていました。
しかし、硫黄島の戦いの前に疎開をさせられてからは一般人は、立ち入ることができない島となってしまったのです。
戦後は自衛隊の基地があり、自衛隊員以外にも米軍関係者がいることから一般人の立ち入りは禁止されています。
また、硫黄島は名前の通り硫黄が算出されますがその影響によって安全上の問題によって禁止されているとも考えられます。
福岡県の沖ノ島
沖ノ島が立ち入りできない理由というのは少し変わっていて、宗教的な理由から一般人が入ることができないようになっています。
上陸をすることが許されるのは年に一回選ばれた200人の男性だけで、女性は立ち入ることができません。
沖ノ島は一般人が立ち入ることができないというだけでなく、
女人禁制の神の島とされているため女性はいかなる理由があろうとも入ることはできないのです。
島全体が天然記念物であり、さらにユネスコによって世界遺産に登録をされたことによって、
上陸対策が施されることになりました。その結果、2018年以降は研究者以外の一般人の上陸が全面禁止となっています。
福岡県の白島
福岡県の白島は石油の備蓄基地であり、立ち入ることができる人も関係者のみとなっています。
国家石油備蓄基地であり、日本で使用される約10日分の石油が備蓄されている重要な施設です。
島全体がほぼ備蓄基地のような状態になっているため、一般人が立ち入ることができないようになっています。
直接立ち入ることはできませんが、
白島展示室があるので白島ではどのようなことが行われているのか知ることができるため、
興味のある人は白島展示室に足を運んでみてください。
沖大東島
別名ラサ島とも呼ばれる沖大東島も在日米軍の射爆撃場として使用をされているので、一般人が立ち入りをすることができません。
所有権自体はラサ工業が持つ私有地となっていて、元々燐鉱石を採掘する島でした。
採掘のピーク時には2000人ほどが採掘に従事をしていましたが、太平洋戦争末期には、
軍の守備隊を残し島民は全員島を離れ、戦後は守備隊も島を離れたことで無人島となってしまいました。
現在は米軍の射爆撃場になっているということもあり、
上陸をすることができないばかりか、周辺海域に立ち寄ることすら禁止されています。
完全に一般人が立ち入りできない島となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
立ち入り禁止とされている日本の島は、色々な歴史的な背景があるということが分かったと思います。
最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。
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