こんにちは、ナミです。
睡眠や夢については、未知なことが多いそうです。
毎日、しかも生物のほとんどが行う行動なのに、不思議ですね。
今回は、その中でも、多くの人が経験している謎の現象を、
科学的な観点を交えて5つご紹介します。
眠りとヒトの心は、深い関わりがあるようです。
1:金縛り
寝ている間に起きることで、有名なのが金縛りです。
疲れている時や、恐怖体験とセットで語られることもあります。
実際には、何が原因なのでしょうか。
心理学のグレゴリー教授は「超自然現象の錯覚」と考えています。
“レム睡眠”と呼ばれる状況にあると、
私たちの脳は起きていて、ハッキリとした夢を見ているとされています。
そして教授は、この間は体の自由が無くなっている、
つまり金縛り状態にあると考えています。
これは、夢と現実が分からなくなって、体が動いてしまわないように、
言わば安全を維持するための仕組みということです。
2:予知夢
夢で自分の大切な人に会えると、幸せな気持ちになりますよね。
一方で、それが何年も会っていない相手だと、ちょっとびっくりします。
その時に、意味深な会話などをすると、気になるものです。
そういう夢を見ると、私たちは無意識に予言的なものではないかと考えます。
しかし、これについては、グレゴリー教授の同僚でもある、
フレンチ氏が科学的に解明しています。
その研究はとても分かりやすいもので、
「夢が実際に起きるかどうか」を調査するというものです。
すぐにそのようなことが起きる可能性はとても低い。
つまり、確率の問題でしかないのです。
3:ビクッとなる
寝ようとして、いよいよ意識が遠くなりそうなタイミングで、体がビクッとする。
そんな経験をしたことはありませんか?
この現象は、ジャーキングと呼ばれています。
割と身近な現象ではあるものの、実は、明確な原因は分かっていません。
アメリカの睡眠に関する研究チームの医長によると、
病気などではなく、特に赤ちゃんに見られる現象なのだとか。
年を重ねると、次第に起こらなくなるそうです。
特に、理想的な睡眠時間を大きく下回っている時、眠りの質が悪い時、
不眠などの問題を抱えている時などに起こりやすいそうです。
4:1人の方がよく寝れる
これはもはや、多くの人が自覚しているかもしれません。
コロンビア大の臨床医師は、睡眠の長さや深さを総合的にみて、
「1人の方が安眠できるのは明らか」とコメントしています。
医師によると、その理由はたくさんありますが、
やはり誰かがいるということはストレスが大きいのだとか。
一緒に寝ていて、いびきや寝相の悪さは、邪魔にしかなりません。
また、時間遅れで寝室に入って来られると、
目が覚めてしまうというパターンもあります。
一緒に寝ることを強要されても、胸を張って断っても何も悪いことはありません。
5:遠足の日だけ早起き
子育て中の方は、強く共感できるのではないでしょうか。
明日のために早く寝かせたのに、全然起きてこない。
なのに、遠足の日はスッと起きてくる。あるあるですよね。
明らかに気持ちの問題!と憤慨するのは、実は正解で、
モチベーションと寝起きには深い関係があります。
ポジティブな感情は、アラーム不要で自然な目覚めを促します。
これについて行われた実験によると、
50%以上の人が、自分で目覚められたそうです。
しかも、起きたい時間との誤差は10分という正確さです。
絶対に起きたい時は、ハッピーな気持ちで眠りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は金縛り以外はどれも経験があります。
どれも、気持ちが大きく関わっているんですね!
寝ることが大好きで、寝起きの良さは数少ない自慢です。
楽しいことを想像して寝るようにしているので、
それはこれからも続けようと思いました!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!