こんにちは、ナミです。
あなたは、「地球は狭くて生きづらい!」と思ったことはありますか?
まぁ、そう思う人はあまり居ないかもしれませんが、人類が地球以外の星に移住すると聞いたら驚きますよね?
世界の研究で、人類が移住できるかもしれない星がいくつか検討されています。
今回はそんな、人類の移住先になり得る星を5つご紹介します!
月
地球か移住する場所とすれば、地球の周りを回っている衛星の月は実現できる可能性が最も高い天体です。
宇宙を旅するとすれば、比較的近い距離にありますし、地中にはヘリウム3という資源があります。
ヘリウム3は核融合反応装置を稼働させる燃料になると言われており、生活に欠かせない発電の課題は解決できます。
巨大な地下空洞も発見されており、昼夜で激しい温度差がある月でも生存できる環境が作れるかもしれないという意見が多いです。
問題は空気・水・食糧などの人が生きていくために欠かせない資源です。
酸素は土にある酸化物を水素と反応させて水を作り出し、そこから電気分解をして水素と酸素を作り出す技術で現地調達が可能です。
火星
地球よりも少し離れた惑星である火星は、楕円を描くように太陽の周りを回っています。
2年2ヶ月毎に接近を繰り返すのですが、そのタイミングを見計らえば移住のための移動距離と時間を節約する事が可能です。
温度差が地球と比べて激しいですし1年は地球よりも長いですが、
人が住むのであれば適用しやすい環境を作ることが出来ると考えられています。
重力も地球と近くて、
太陽風から身を守るための防衛策と大気や土壌を住みやすい状態にしたてる地球化計画(テラフォーミング)を行うことで
移住できるようになるとされています。
ただし、テラフォーミングをしたとして数百年は必要なので長期的な移住計画となることは間違いありません。
ケレス
ケレスは一般的に知名度があるとはいえませんが
火星と木製の間にある小惑星帯に存在する最大の天体で惑星に次ぐ準惑星に区分されます。
大きさにすると月の3分の1程度しかないにもかかかわらず、
なぜケレスが移住先として候補に挙がるのかというと、水が存在することが確認されたからです。
人が暮らしていく上で、水というのはもっとも重要な要素のひとつですから、それを現地で調達できることは大きな魅力です。
また、探査機は反射率の高い塩が光っていることも発見しています。
塩もまた人が生きていくためには欠かせないものです。
小惑星帯ということで、ケレスまで行くことが大変ですが到達することができれば、
ある程度の人数であれば生活していける可能性はあります。
エウロパ
エウロパは木星の第2衛星で、豊富な水があることから移住できるのではないかと言われています。
古典的なSFでもエウロパは移住先として取り上げられてきたので、よく知られている天体ではあります。
とはいえ、現実には高い放射線と信じられないほどの寒さにさらされることになるので、
相当に対策を講じなければエウロパで暮らすことは難しいです。
そこでどうすればよいのかというと、エウロパの天候を人工的に手を加えて、
氷を溶かすことが出来れば、その際に生じる酸素によって放射線から生命を守る大気を作り出せるのではないかとされています。
タイタン
タイタンは土星の衛星であり、木星のエウロパ同様に人類の移住先としてよく挙げられます。
なぜタイタンが候補地となるのかというと、そこにはほとんど窒素で構成された大気が存在するからです。
大気があれば放射線や隕石と言った脅威から人類を守ることが出来ます。
ただし問題としては大気は窒素と僅かなメタンですから人が呼吸をする事はできません。
また、人が暮らしはじめて酸素がタイタンに存在するようになると、何かのきっかけで引火して爆発する恐れがあります。
加えて大気があっても極寒なので生活をするのは難しい環境です。
そこで移住をするならば頑丈な地下シェルターを建設してメタンなどの資源をエネルギー源とすることが考えられています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
地球以外の星で人類が生活…まるで映画やアニメの話ですね!
地球の資源がだんだん枯渇しているのも事実ですし、遠い未来の話ではないかもしれません。
だけど、私が生きている間には、きっと実現しないんだろうな〜!
1度は行ってみたい!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!