こんにちは、ナミです。
皆さん、法律を守って暮らしているという自負があると思います。
しかし、知らないうちに法律違反をしている可能性があるのです。
無意識の行動や、ほんの悪ふざけが罪になるなんて怖いですよね。
今回は「知らなかった」じゃ済まされない、
実は法律違反になっていること6つをご紹介します。
Contents
1:キャッシュカードを貸す
高齢者を狙った犯罪が後を立ちません。
2019年の被害総額は、300億円を超えるそうです。
用心に用心を重ねる必要がありますね。
特殊詐欺には、様々な種類があります。
あの手この手で巧妙に騙そうとしますが、
うっかりキャッシュカードを渡してしまうというケースが、多々あります。
実は、お金を騙し取る以前に、この行為自体が法律違反なのです。
他人を装って、お金を入出金させることを目的に、
通帳やカード、暗証番号等を受領すると罪になります。
1年以下の懲役や、100万以下の罰金になります。
2:公園や道でツバを吐く
昔ほど見かける機会が多くないとは思いますが、
それでもいますよね。「ペッ」とツバを吐き捨てる人。
通勤中の歩道で、休日に散歩中の公園で、
すれ違いざまにツバを吐く人を見かけたことがあります。
ドライバーが赤信号で停車中に窓から…というケースもありました。
これらの行為は、周りの人が迷惑しますし、
特に女性には敬遠されます。
しかし、それだけではありません。れっきとした犯罪なのです。
軽犯罪法では、公衆の場所での、ツバ吐きや大小便をする行為は、犯罪と定義しています。
ちなみに「これをさせた者」も処罰の対象です。
3:バットを車に載せる
予期せぬトラブルに巻き込まれることがあります。
2019年に取りざたされた「あおり運転」も、
出先で発生する、まさに不測の事態です。
乱暴な相手だから、力が強いかもしれないし、
もしかしたら凶器を持っているかもしれない。
そう思うと、こちらも何か用意したくなるのは当然です。
しかし、理由なく凶器を所持することは軽犯罪法に違反します。
鉄パイプや角材のほか、バットも含まれます。
実際に野球をする予定が無ければ、車に乗せっぱなしは危険です。
拘留や科料の刑が科せられます。
このほか、小さめであっても、カッターやハサミの携帯もNGです。
4:結婚式に乱入する
映画やドラマの中で、たまに見かけますよね。
結婚式当日、誓いのキスをしようというところで、
バンッと扉を開けて花嫁をさらいにくる…というシーンです。
フィクションだと分かっていても、その後の新郎、
親族、会場の雰囲気やお金の事などを想像すると、
つい切ない気持ちになってしまいます。
このような行為は、された側が悲しい気持ちになるだけではなく、
実は犯罪行為にあたります。
儀式をいたずら等で妨害した場合は、罪に問われるのです。
儀式は、卒業式や表彰の式典等も含まれます。
さらに、建造物侵入の罪が上乗せされるケースもあります。
5:電柱に登る
大人になると目に留める機会はあまりありませんが、
子供の頃を思い出すと、通学路にはたくさんの電柱がありました。
電柱の左右に、足を引っ掛けられそうな杭を見たことはありませんか?
登れるのかな…と思ったことがある人も、いるかもしれません。
どこにでもある、とても身近な電柱ですが、
まさかと思われるかもしれませんが、実は電柱に登るのは犯罪です。
電柱は、電気に関するものなので、知識なく触れるのは危険です。
そもそも、電柱に登るためには国家資格が必要なのです。
耳馴染みがありませんが、「電気事業法」に違反してしまいます。
6:黙って南極に行く
南極と言えば、雪の層に覆われた、世界で最も寒い場所です。
日本から約14,000キロも離れた場所です。
南極は神秘的な場所でもあります。
世界初の月の隕石など、珍しいものが多くみつかっています。
また、各国の基地があることも有名です。
日本も4つの基地を置き、天体や生物の観測をしています。
未知の領域に、一度行ってみたいと思うかもしれません。
しかし、実は無許可で南極に行くと、罰せられるのです。
20年ほど前から、環境破壊を防ぐ目的で、事前の申請が必要になりました。
勝手に入ると罰金が課せられるので、旅行気分は危険です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
法律って、こんなに細かく罰を定めているんですね。
でも、ちょっと注意すれば守れるものなので、
罰は細かい方が、国民を守る意味では良いのかもしれませんね。
それにしても、結婚式に乱入するのは失うものが多過ぎです。
花嫁が拒んでいたとすれば、誘拐にもなってしまいそうですね。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!