こんにちは、ナミです。
危険な場所は、往々にして美しかったり面白かったり、私たちを惹きつけるものです。
立ち入ってはいけないと言われれば、さらに興味をそそられますよね。
しかし、中には、本当に命懸けの危険な場所もあります。
そこで今回は、リスクが大き過ぎる、世界の危ない観光地を5つご紹介します。
相当の覚悟をしていく必要がある場所ばかりです。
1:スネークアイランド
名前を聞いて、蛇のような細長い島なのかなと思うかもしれません。
背筋をざわっとさせてしまいそうですが、
実はこの島には、驚くべき数の蛇が棲んでいるのです。
しかも毒を持っています。
この危険すぎる島は、ブラジルにある無人島です。
サンパウロの沖合いから30キロほどの場所にあります。
海を隔てているとは言え、それほど本島と離れていないのが気になります。
どのくらい危険かと言うと、無許可での立ち入りが禁止されているレベルです。
それもそのはず、1㎡あたり5匹もの蛇がいるそうです。
まさに蛇だらけ。生きて帰れる気がしません。
2:エル・カミニート・デル・レイ
地上200メートルの崖にある、スペインの有名な道です。
作られた当時は「王の小道」と呼ばれました。
ダムの建設現場へと向かう通路として作られ、
完成イベントで国王が通り、由緒ある道となりました。
しかし、それから100年もの間、補修されることはなく、
安定した足場も安全バーもない危険な橋になりました。
死亡事故が相次ぎ立ち入り禁止になりましたが、
肝試しにくるクライマーが後を絶ちませんでした。
そして、今から5年ほど前にようやく改修されました。
それでも、危険度がほんのちょっと軽減されただけなのだそうです。
3:イジェン湖
ジャワ島にある、とても有名な湖です。
理由の一つはその美し過ぎる景色。近付けば近付くほど、
「見たことのない青色」と表現される美しさなのだとか。
そしてもう一つの理由は、有毒ガスを放っていること。
火山から出る有毒ガスが強烈な酸を持っています。
別名「死の海」のとおり、触れれば跡形もなく溶けてしまいます。
人々を魅了する美しい謎の青色も、実は危険なガスが関係しています。
ガスと反応した成分が青い炎を作り出します。
炎がふわりと揺れるので、神秘的な美しさになります。
近付くためには、ガスマスクが必須です。
4:デビルズプール
アフリカが誇るヴィクトリアの滝は、世界屈指の巨大な滝です。
落差は約110メートル、幅はなんと1.7キロにも及びます。
もちろん世界遺産でもあります。
滝の落下が始まる場所に、自然に形成されたプールがあります。
緩やかに水が流れ、何でもないくぼ地のようですが、囲いは一切ありません。
迂闊に浸かっていると、そのまま垂直に落ちてしまいます。
実際に、ここで人も亡くなっています。
それでも立ち入り制限などは無く、個人でも行くことができます。
虹を眺めながら悪魔のプールを満喫するツアーもあるのだとか。
シーズンによって水量も危険度も変わるそうです。
5:ダナキル砂漠
アフリカの広大な砂漠ですが、燃え盛るように熱く、
地獄なような場所として知られています。
夏は50℃を超え、雨の恵みはほとんどありません。
寒気ですら40℃を下回らないと聞くと、過酷さが分かります。
その中で、まるで芸術作品のような場所があります。
高温によって生まれる珍しい物質が作用し、
目が覚めるような鮮明な色合いの景色が広がります。
かつては海底だったため、標高の低さも影響しているそうです。
個人で行くことは難しく、ツアーへの参加が必要です。
このエリアに辿り着くには、相当の労力を要しますが、
夜には、星空の絶景も楽しめます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
すっごく怖いのに、やっぱり行ってみたい気がするから不思議ですよね。
あ、でも蛇は絶対に行かなくていいです!
暑いのは平気なので、砂漠は興味があります。
きっと絶句するようなきれいさなんでしょうね。
命を懸ける勇気はないので、結局、動画で満足してしまいそうですが…。
ともあれ、知らない世界を知るのは、本当に面白いですね!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!