皆さん、こんにちは、リナです。
日本の最高気温って、どこの県か知っていますか?
高知県の江川崎です。2013年8月12日に41℃を記録しています。
それでは、世界を見てみると、どうなんでしょうか?
ということで、今回は、世界の最高気温ランキングTOP5について見ていきたいと思います。
Contents
5位:マリ共和国のトンブクトゥ【54.5℃】
トゥアレグ族の都市であるトンブクトゥは、西アフリカのマリ共和国を流れるニジェール川の中流域に位置します。
古くからベルベル人やムスリムなどが商業目的などで交流し、15世紀頃に最も栄えました。
それからは衰退の一途を辿っており、1988年にトンブクトゥの歴史文化が世界遺産に登録されるなど一定の知名度はあるものの、
近年の砂漠化やイスラム国などによる空爆によって、インフラの普及率はなかなか上がらないのが現状です。
砂に囲まれているため日中は極めて気温が高く、今後は地球温暖化や砂漠化によってますます深刻化していくことが懸念されています。
そんなトンブクトゥの最高気温は、54.5℃です。
日本の最高気温41℃と比べてみても、まだまだ上があるんですね~。
4位:リビアのガダミス【55℃】
リビアのオアシス都市でも知られるガダミスは、リビアの首都であるトリポリの約600㎞南に位置し、隣接するアルジェリアやチュニジアの国境にも近いです。
特に19世紀頃まではサハラ交易の場として重要な役割を果たし、1986年にはガダミスの旧市街がユネスコ世界文化遺産に登録されました。
世界遺産の区域内では7つの民族が暮らしていますが、祭りなどにおける公共の場は確保されています。
しかし、リビア国内で勃発している紛争や衝突などによって、ガダミスの旧市街を含むリビアの世界遺産が全て危機遺産に登録されていました。
そんなガダミスの最高気温は55℃です。
3位:チュニジアのケビリ【55℃】
チュニジアの都市であるケビリは、チュニジア国内の南西に位置し、アルジェリアの国境にも近いです。
日中は非常に暑く、反対に夜は非常に寒くなるなど、一日の寒暖差が非常に激しいため、暮らしにくい土地のひとつとしても知られています。
1931年7月7日には、アフリカ史上で最も高温となった55℃を記録しました。
地方などではなく都市部の記録であるため、この記録からも人間が住むには過酷な環境だということが伺いしれます。
今後の地球温暖化によって、高温の新記録を打ち立てる可能性はあります。
2位:アメリカのデスバレー【56.7℃】
アメリカのデスバレーは、カリフォルニア州の中部のモハーヴェ砂漠の北に位置する乾燥した盆地であり、デスバレー国立公園の中核を担っています。
1913年7月10日に56.7℃を記録し、様々な考察や諸説はあるものの、世界気象機関はこれを世界で最も高い気温として認定しています。
降水量は極めて少ないですが、デスバレーの土壌は水が染み込みにくい性質であるため、
一度まとまった雨が降ると鉄砲水が発生しやすく、これによる死者も出ています。
デスバレーの名前の由来は、その昔デスバレーに迷い混んだ集団が何日もかけて脱出に成功した際に、「さらば、死の谷よ」と叫んだこととされています。
1位:イラク・バスラ【58.8℃】
イラクのバスラは、イラク国内の南東、シャットゥルアラブ川に面した都市です。
石油パイプラインの終点であり、石油製品の積出地点として重要な都市としても知られています。
古代には、人類で初めての王権であるエリドゥが存在していました。
1921年に58.8℃を記録しました。
砂漠気候でありながら、海に近いこともあって全く雨が降らないわけではなく、冬季の間だけ僅かに降雨を確認することが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本も夏は暑いな~と思いましたが、海外は、もっと暑い場所があるんだな~と分かりました。
それにしても、50℃以上もあるところにはクーラーがあっても、住めないですね~。
最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。
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