こんにちは、ナミです。
最近は、日常生活で虫を見かけることは減っていますよね。
ましてや触れ合ったり、まじまじと観察する機会なんて、ほとんど無いかもしれません。
テントウムシもナメクジも、もちろんご存じだと思いますが、
そんな身近な虫たちにも、知られざる一面があります。
今回は、そんな意外な一面…しかもゾッとするような生態を5つご紹介します。
ポピュラーな虫ばかりなので、驚きもひとしおです。
Contents
1:テントウムシは共食いする
テントウムシは、小さくてポップな模様で、可愛らしいですよね。
赤色や、黄色の種類を見かけることもあるかもしれません。
あまり群れているイメージもなく、ポツンとしています。
恐怖の生態とは、なんだか無縁な気がしますが、
実は、あんなにつぶらなビジュアルなのに、仲間を食べます。
成虫が幼虫と戯れているのかなと観察していたら、
むしゃむしゃと食べているなんてことがあるのです。
また、成虫だけでなく、幼虫は卵を食べます。
卵を食べることで、よりたくましくなり、成虫になるスピードも上がります。
食べる気持ちも分からなくありません。
2:ナメクジは20倍に伸びる
ナメクジは、梅雨の時期や秋口にも姿を見せます。
動きがゆっくりで、ぬめっとしたひとつのかたまり。
高さはありますが、割と小ぶりな印象がありますよね。
でも、実はナメクジはとっても長い生き物なのです。
2倍くらい?いえ、私たちが目にするサイズの20倍あります。
その分、細くなるので、狭い場所も難なくすり抜けます。
乾燥が天敵なので、茂みや小石がゴロゴロしている場所を求めて、
自由に動くことができます。
腹足類と呼ばれる種類は、体の底すべてが足です。
どれほど伸びても、上手に歩けるのはそのためです。
3:ミミズの心臓は5つ
ミミズにはどんな器官があるでしょうか。
耳や目は持ちません。内臓も、呼吸器などはありません。
シンプルな構造なのかな…と思いきや、
あの小さな体に、なんと心臓が5つも入っています。
さらに、ひとつひとつが対になっています。
つまり、実際には10個あるわけです。心臓だらけです。
また、人間のようにポンプの役目をするわけではなく、
血管に圧力をかけて、血液を動かします。
心臓そのものがバクバクすることはありません。
そのほか、消化器官も持っています。
ミミズの体は筋肉の集まり。全身で消化器官を動かしています。
4:サソリは1年食べなくても平気
サソリは見た目からしてソリッドで、無駄のない雰囲気です。
実際に驚くほど燃費がよく、必要以上の食事を摂りません。
どのくらいかというと、なんと1年に一度の食事で生きていけます。
食べる必要がないわけではありません。
ものすごくゆっくりのペースで代謝が行われます。
さらに、あまり素早い動きをすることがなく、
獲物のハンティングも、陰でそっと待ち構えるやり方です。
つまり、省エネがとても得意なのです。
そもそも、それほど食事を欲していないので、
エネルギーを費やして狩りをする必要もないのかもしれません。
5:イエバエは止まる度にフンをする
その名が表すとおり、家など人間が過ごす場所に出没します。
世界に広く分布し、よく見かける種類です。
そのため、様々な感染を広めてしまう存在でもあります。
病原菌を持ち運んでしまうなんて、とても驚異ですよね。
しかし、本当の怖さは彼らが置いていくもの。
実は、プ~ンと飛んで止まると、そこにフンをしています。
それも、止まる都度という恐ろしい頻度です。
フンをしない時は、口から何かを吐くそうです。
顔の周りや食べ物にハエがたかって嫌な気持ちにありますが、
想像以上に汚物を振り撒かれているかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
虫と言っても、本当にいろいろな生態で面白いですね。
普段は、虫だな~くらいにしか思わずあまり気に留めませんが、
あんなに小さな体で、いろいろなことが起きているんですね。
ミミズなんて表面が柔らかいのに、心臓だらけだなんて苦労してますよね。
イエバエは追い払う一択ですが、虫を見る目が少し変わりそうです!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!