こんにちは、ナミです。
斬新な機種で知られる「ノキア」をご存知でしょうか。
現在は、携帯電話事業はマイクロソフト社が手掛けていますが、
フィーチャーフォンは、ノキアの名を残しています。
そこには、ノキアが誇る個性と強いこだわりがちりばめられています。
今回は、これぞノキア!と言わしめるユニークな端末5つをご紹介します。
熱狂的なマニアがいるのも頷けるラインアップです。
Contents
1:両手で持つNokia 7600
初の日本語対応ケータイです。
英語仕様は不便…と感じていたファンには、待望のリリースでした。
しかし、そのビジュアルが解禁されるや、ファンは騒然。
画面が中央にあり、その周囲に文字盤があります。
キーが円を描いているので、もはや「文字盤」とは言えません。
片手で文字を打つのが普通になっている日本人にとっては、両手で持たないと打てない文字盤は衝撃的です。
作り手曰く「未来からの贈り物」というサブテーマがあるのだとか。
実際に使ってみると、両手であるものの、かなり快適。
挑戦的かつ実力派のノキアらしい一台です。
2:剣を背負ったNokia 6208c
ストレートタイプでありながら、タッチパネルの機能を備えた斬新さが魅力的です。
今から10年程前に発売されました。
背面には、スタイラスペンも収納されています。
この機種は、実は中国を意識して作られていて、煩雑な漢字を書きやすいように、手書きを重視しています。
外観はメタルボディーで、リッチな雰囲気を持たせています。
ペンは比較的太さがある独特の形です。
ここにも中国へのアプローチがあり、武士の剣をイメージし、敢えてある程度の重量を持たせています。
3:空中に文字が書けるNokia3220
なんの変哲もない…と言うと怒られてしまいそうですが、圧倒的にシンプルなストレートタイプの端末です。
しかし、ノキアならではの遊びが用意されています。
カバーが充実しているのはノキアの定番ですが、この機種については、光に特化しています。
側面が色とりどりに光るほか、光を使って文字が描けるという驚きの逸品でもあります。
文字盤で入力して、暗い場所でケータイを振ると、背面のLEDライトの残像で、空中に文字を映し出します。
この頃、こうした演出が流行していて、ノキアはそれを得意のカバーで叶えたわけです。
4:左右に開くNokia 6800
お次も、見た目はシンプルなストレートタイプです。
定番…と侮るなかれ。
さすがノキアといった秘密があります。
文字盤を開くことができ、ディスプレイの両サイドに、なんとPCのようなQWERTYキーボードが現れます。
リリースされたのは今から15年ほど前。
ノキアが世界シェアNo.1を誇っていた時代です。
そんな頃に作られたイレギュラーな端末と思いきや、4モデルが次々と売り出され、シリーズ化しました。
その後、さらに独自OSを搭載した端末も販売され、アメリカやヨーロッパを中心に人気を博しました。
ユニークで実用的なノキアの真骨頂です。
5:スティック型!? Nokia 7280
これを一瞬でケータイと判断できる人は、相当コアなノキアファンと言えるでしょう。
ノキアのタグを見て「あのノキア?」と思うのが普通です。
何かの容器?と思わせるスティック型をしています。
中央には鏡がついていて、美意識の高い女性を意識した仕様になっています。
現代のスマホにも鏡機能があることを考えれば、そのアイディアはとても前衛的です。
使い方はとっても面倒です。
ホイール部分を回して数字を選んで確定…を繰り返します。
電話は「男性からかかってくるものよ」という凛とした女性にぴったりな一台です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
たかが電話ですが、今では財布より触る頻度が高いですよね。
快適さだけでなくユニークさを重視する人も多いです。
機能が充実して、どのメーカーもなんとなく横並びになる中、
ノキアの斬新さは目を見張るものがものがありますね。
私は面白くて手間がかかるものが好きなので、ノキアはとっても好みです。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!