こんにちは、ナミです。
美容や皮膚がん予防など、何かにつけて日焼けは敵!ですよね。
真夏でも袖のある衣類を着るなど、日焼け対策を徹底している人も多いです。
もちろん過度の日焼けは良くないのですが、
まったく日を浴びないのも、実は人体にとってかなり危険なのです。
そこで今回は、日光不足が招く最悪の事態を5つご紹介します。
想像している以上の健康被害です。
1:骨が溶ける
「骨が溶ける」と聞くとギョッとしますよね。
しかし、あながち大げさな話でもないのです。
日光と骨には、密接な関係があります。
日光を浴びることは、紫外線に当たることでもあります。
紫外線は美容の大敵なので敬遠されがちですが、
実はビタミンDを生み出す効果を持っています。
ビタミンDは、カルシウム吸収効果を増進してくれます。
もしもビタミンDが不足すると、カルシウムのみを摂取しても
効率が悪いのです。
そして、カルシウムが底を尽きてしまうと、
体はカルシウムを取り出そうと、骨を溶かします。
最終的に、骨粗しょう症などの大病にかかることもあります。
2:うつになる
陽の光を浴びると、なんとなく気持ちが明るくなりますよね。
日光と心の関係は解明されていて、理由があります。
日光は、人間の体内で作られるセロトニンというホルモンに影響しています。
別名“幸せホルモン”とも言われ、心に安心感を与えます。
日光を浴びない時間が長いと、ホルモンを生み出す力が弱くなるのです。
ちょっと元気が出ない程度から、
眠れなくなったり、うつ症状が出ることもあります。
日照時間が短いので、冬は特に注意が必要です。
意識しないと室内にこもりがちになり、季節性うつになる人が多いです。
3:くる病になる
日照不足で、子供がかかってしまう病気です。
カルシウムが十分に機能せず、弱い骨ができていしまうのです。
大人になってからかかる同じ病気は「骨軟化症」です。
骨に十分な硬さがなく、指で押すとくぼんでしまうほどです。
このほか、歯の成長も良くなく、虫歯もできやすいです。
背も伸びにくく、転倒しやすいなど、成長に大きく影響します。
PM2.5や発がんリスクへの意識の高まりから、
子どもが外で遊ばず、日光に当たらない傾向があります。
これに比例して、罹患者も増えています。
食事を改善しながら、外に出て日光に当たることが最も効果的です。
4:近眼になる
日光が、視力にも影響しているのは驚きですよね。
近視は、目の奥の器官が伸びてしまうことで起きます。
これを抑制するのが、日光に含まれる「バイオレットライト」です。
中国では、若年層の近視の罹患が、なんと9割に上ります。
たくさんの若者がメガネを使っていて、
特に都会に行けば行くほど、その割合は高くなります。
中国と言えば、その大気汚染の深刻さが有名です。
なるべく外出しないというスタイルが定着しています。
室内で、カーテンを開けて日に当たることは、あまり効果的ではありません。
多くの窓が、紫外線をカットするよう作られています。
5:アトピーになる
紫外線は、シワやシミの原因となりますが、
皮膚炎の改善に効果的な側面もあります。
特に乾癬(かんせん)やアトピーには、免疫抑制の働きにより、
アレルギー反応を穏やかにする効果が期待できます。
乾癬は、治療の一環として日光浴が推奨される地域もありますが、
過度な日焼けが乾癬を引き起こすこともあります。
また、アトピーも同様に、その効果を認める声が多い一方、
急激な日焼けは避けて、熱を取り除きながら日光浴することが大切です。
炎症反応が強く出る人や、日光過敏症などを起こすケースもあります。
日光浴の方法には、十分な注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日の光を浴びると、気持ちが明るくなりますよね。
私も意識して空を見上げて、太陽からパワーをもらうようにしています。
そして、日焼け対策への意識の低さも自覚しています…。
熱中症の危険もあるので、水分補給や帽子などでしっかり対策しながら、
なるべく屋外で、散歩などを楽しむ時間を持てるといいですね。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!