こんにちは、ナミです。
学校と聞いて連想するものは、ある程度みんな同じですよね。
…と思っている人には、かなり衝撃的なことが今の学校で起きています。
ごく普通に、むしろ絶対に必要と思えるようなものが無くなろうとしています。
親世代にとっては当然でも、「何それ?」と言われてしまう可能性があるのです。
そこで今回は、学校から姿を消してしまったもの6つをご紹介します。
人によっては、衝撃の連続かもしれません。
1:アルコールランプ
理科の授業と聞いて、真っ先に思い出す人も多いかもしれません。
火を使うので、子どもにとってはドキドキ感があります。
しかし、それが原因で、教科書から姿を消してしまいました。
ケガの恐れを回避し、授業に専念してもらうためです。
また、セットで用いる金網も無くなりました。
丈夫さや薬品への耐性、値段の安さが魅力である一方で、アスベストを含んでいることが明らかになったためです。
15年ほど前に、高校まですべての学校で廃棄されています。
現在はセラミック性のものが使われていますが、その成分についても問題視する声があります。
2:名札
今の時代、名前だけでも十分な個人情報です。
SNSなどで検索すれば、思いがけず特定される可能性もあります。
ひと昔前は、胸にはしっかり名札を付けて、ありとあらゆる持ち物に名前を書いていましたよね。
今は、不審者に狙われるのを防ぐため、通学中は名札を付けない学校がほとんど。
表裏を返せる名札で、学校内外で使い分けるものがあったり、名札そのものを撤廃している学校もあります。
また、下駄箱にすら名前を書かない学校もあるのだとか。
クラス中が電話番号を共有する電話連絡網の今は…。
もはや愚問と言わざるを得ません。
3:家庭訪問
先生が自宅を訪れる、親子揃ってドキドキするイベントです。
寛いだ雰囲気の中で子どもの話を聞き、家庭での環境をチェックするのも大きな意義でした。
ゆとり教育が導入されてからは、玄関先で終わるケースがほとんどです。
自宅に入って、家庭内に踏み込むことについて、過剰に反応するモンスターペアレンツが増えたことが一番の理由です。
学校としては必要性を感じつつも自粛しているのが実状です。
一方で、訪問する先生たちの時間的な負担が大きいのも事実。
お茶を出してもらうようなことは遠慮し、15分程度でお暇するのが主流です。
4:焼却炉
学校には、用務員さんがいましたよね。
ホウキと大きな塵取りを持って校庭の片付けをしてくれている、そんなイメージがあります。
用務員さんは今も変わらず学校にいますが、大きな仕事のひとつだったごみの処分が様変わりしました。
それは、学校の焼却炉が無くなってしまったからです。
小さい焼却炉ですが、ダイオキシンが発生します。
それほど多くない量でも、人体には大きな影響があり、子どもの発育に相当な危険を及ぼすとされています。
20年ほど前に、焼却炉の廃止が周知されました。
今では、外部の業者がごみ処理を担っています。
5:チョーク
あの扱いづらさも含めて、懐かしさがありますね。
日直になると、板書を消したり、黒板消しを掃除したり、粉っぽくて、なかなかひと苦労でした。
ふざけて、黒板消しを叩いて粉をたたせるいたずらっ子もいましたが、とても微細な粉なので、ノドには本当に良くありません。
それもあって、今ではホワイトボードが増えています。
さらに、小中学校からITの導入も進んでいて、電子黒板なるものも登場しています。
プロジェクターの搭載や、PCと手書きの融合など、機能が充実。
板書がデータ保存できるなどのメリットがあります。
6:チャイム
学校の象徴とも言えるチャイムが、今は鳴りません。
時間を知らされるのではなく、自分で時間を管理する姿勢を育むのが狙いなのだそうです。
かつては終わりのチャイムが鳴るのを今か今かと待っていました。
チャイムと同時に、先生の話が途中でも席を立ってしまう子もいました。
集中力がチャイムに遮られてしまうのは、確かにもったいない感じはしますよね。
その一方で、先生の加減で授業時間がオーバーする、休み時間が少なくなる、などの声も挙がっているそうです。
全力で学んで遊ぶ、それが叶う方法の模索が続きそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
小学校からタブレットなどを導入していたり、プログラミングの授業があったり。
良いものがプラスされているというイメージはありましたが、
まさか家庭訪問も焼却炉も家庭訪問も無いなんて…。
ジェネレーションギャップがこんなところにも生まれているんですね。
とってもびっくりしました!
あるのが当然、みたいなスタンスはちょっと恥ずかしいので、
今後は「〇〇ってあった?」という聞き方にしようと思います!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!