こんにちは、ナミです。
買い物をするとき、原価を考えたことはありますか?
サービス業など、真実を知っている方は、複雑な気持ちで買い物や外食をしているかもしれません。
一般には、あまり考えないですし、考えない方がいいような気もしますよね。
今回は、お知らせするのをためらってしまうような、
原価が激安のもの6つをご紹介します。
あくまで物の原価なので、気落ちし過ぎないでくださいね。
1:ビニール傘
急に、しかもどうしても必要になるので、つい不用意に買ってしまうのがビニール傘です。
同じようなものを何本も持っている人も多いと思います。
ただでさえ、痛い出費と思いながら買っているのに、その原価はなんと10円ほど。
しかも、物だけでなく、販売店に届ける送料を含めても、このくらいの金額なのだそうです。
ほとんどが利益になっているのです。
でも、仕方ないですよね。こちらとしては、背に腹は代えられない状況なのです。
知りたくなかった原価の筆頭格と言えますが、これを知って「傘必携!」と思ってもらえたら、せめてもの救いです。
2:ハンバーグ
子供に大人気のハンバーグですが、最近では、様々な産地の肉や焼き方のこだわりで、大人にもすっかり定着しています。
お肉料理はやはり高価なイメージです。
ハンバーグは、お肉料理の中ではリーズナブルという感じですよね。
実際には、いくらくらい原価がかかっているのでしょうか。
実は、30円程度なのです。
挽肉とは言え、あまりにもショッキングです。
でも、この他に多くのコストがかかっています。
管理費や人件費、利益を考えれば、このくらいでないとお店も大変ですよね。
コスト削減が大きな課題ですし、お客さんにとっては、+αのサービスが大切になっていきます。
3:缶ジュース
これは、なんだか聞くのが怖いですね。
缶ジュースは、だいたい100数十円ですが、どこでも買えて、長期間の保存もきいて、とても便利です。
ジュースそのものは、3円くらいです。
缶は10円ほどなので、どんなに高くても10数円程度です。
さらに中身によっては、もっと安いです。
特に、ポカリスエットなどのイオン飲料は、円ではなく銭の世界です。
ぼったくりと言いたい気持ちも分かりますが、傘と同じで、やっぱり頼らざるを得ないものです。
消費者としては、価格を維持したまま、さらに安全で美味しくて便利なものを期待したいところです。
4:ドリンクバー
飲めば飲むほどお得だし、そもそも1~2杯の値段で考えても、ドリンクバーは安くて満足度が高いですよね。
大勢で集まる時や、学生には必須のサービスです。
その単価は、いくらくらいになるのでしょうか。
実は5円程度。高くても10円未満だそうです。
仮にドリンクバーの料金が300円だとすると、30杯は飲まないと負けてしまう計算です。
特に、炭酸系やアイスコーヒーなどは、原価が低い傾向があります。
と言っても、用意されているほとんどが、炭酸系やアイスコーヒー…。
フレーバーティーなどもたまにありますが、さらに安そうです。セルフなので、お店としては利益率が高めです。
5:ショートケーキ
お菓子やケーキを手作りする方もいらっしゃいますが、お店で買う機会が、圧倒的に多いと思います。
最近では、見た目もすごく凝っていて、小さめなのに500円近くするケーキも見かけます。
中でも、ショートケーキは定番ですが、イチゴも乗っていて、スポンジの層にも挟んであって、それなりに値段がしそうですよね。
でも、実際の原価は20円ほどです。
缶ジュースより、ちょっと高いくらいです。
でも、自分で作るのは大変ですよね。
完成度は、やはりプロならではですし、自分で作って2時間かかるとすれば、時給で考えたら随分安く感じます。
6:紙幣
お金はいろいろなものを動かす力がありますが、紙幣そのものには、どのくらいのコストがかかっているのでしょうか。
実は紙幣によって、原価は異なります。
1万円札、5000円札、1000円札。
それぞれ、21円70銭、20円20銭、14円20銭です。
紙幣価値に応じて、値段も高くなっています。
毎度、缶ジュースを基準にしてしまいますが、1万円札が、だいたい缶ジュース1本と同じくらいです。
ちなみに、紙幣の寿命は2年以下です。
日本中で流通し、人の手や機械を回るので、傷みますよね。
きれいで丈夫、それでいてコストをそこそこに抑えるのも大変ですね。
いかがだったでしょうか?
傘の値段に衝撃を受けましたが、
いろいろな原価を知るうちに、落ち着きを取り戻しました。
自分で作ったり運んだりすることを考えたら高くつくし、
原価をこれくらいに抑えていることが、むしろすごい!
ありがたいことだなぁと思います。
とは言え、ドリンクバーの利用はちょっと考えちゃいますけどね。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!