こんにちは、ナミです。

私たちの周りには、たくさんの噂がありますよね。

半信半疑のものから、間違いないと確信しているものもあると思います。

いろいろな人を介することで、妙に信憑性が増し、

根拠はないけど、なんとなくおざなりにできない気になります。

今回は「これも根拠ないの？」と驚いてしまうような、

嘘だと判明している噂を5つご紹介します。

1:身を守るために擬態する

「カメレオン俳優」という言葉を、最近よく聞きますよね。
カメレオンと言えば、擬態の代名詞です。
ところで、彼らが擬態する本当の理由を知っていますか？

周囲に溶け込んで、外敵から隠れるためだと思っている方が多いと思います。
それは、実は間違いなのです。
理由については諸説ありますが、
見た目の変化で自分自身を表現していると言われています。

心身の変化を表現することで、仲間とコンタクトを取ったり、
環境に応じて変えることもあるのだとか。
人間には分からないですが、カメレオン同士は、
意思の疎通が図れているのかもしれません。

2:飲み込んだガムの消化に7年かかる

子供の頃から、飲み込んだら大変だよと言われたものってありますよね。
スイカの種はお腹の中で発芽するなんて、
都市伝説のような話もありました。

ガムも、出して捨てるのが面倒で飲んだりすると、
そのまま体内に残って病気になるなどと、親から教わりませんでしたか？

でも、この話は根拠が全くないデタラメです。
ガムは普通の食物と変わらない速度できちんと消化･吸収されるのです。
7年もかかるという噂もありますが、それは真っ赤な嘘なのです。

誰に聞いていいか分からないですし、
実際にやってみるわけにもいかないです。
緊張感を持ってガムを噛んでいた方は、これでひと安心ですね。

3:お酒で脳細胞が死ぬ

お酒を飲むと、ドーパミンが出るというのは知られています。
そのせいか、お酒が脳細胞を壊してしまうという、
間違った情報が広まっています。しかし、これは根拠がありません。

但し、脳に良くない影響があることは事実です。
過剰摂取は、脳内の組織を壊してしまいます。
この組織は、神経細胞の情報伝達に関わる重要なものです。

また、意識障害や身体の麻痺などを引き起こす、
重篤なシンドロームの発症率を高めます。
この病気の影響で、脳細胞の破壊が進むのです。

とにかく、なんでも限度を超えるのはよくありません。
飲み過ぎはくれぐれも注意しましょう。

4:親鳥は人が触ったヒナを無視する

親鳥は、人間に触れられると匂いがつくと思っていて、
人間が触れたヒナを避けるという話があります。
これは、真実ではありません。

なぜなら、鳥の嗅覚はそれほど優れていません。
人間が触ったかどうかを嗅ぎ分ける術がありません。

ヒナは、飛ぶ練習をします。
親鳥は少し離れたところで、じっと見守っています。
うまく飛べずに、地面に叩きつけられてしまうこともあります。

そんな場面に遭遇したら、思わず手を出してしまいますよね。
もし触れても、匂いがつく云々の話は嘘なので、気にする必要はありません。
また、ヒナのピンチには親鳥が助けに来るそうです。

5:近くでテレビを見ると視力低下

もはや「あるある」と言っても過言ではないですよね。
面白いと釘付けになって、子供なら特に、
画面にどんどん近付くことはよくあることです。

子供の頃、親に注意された人も多いと思います。
それを踏襲して、自分の子供に言っている人もいるかもしれません。

しかし、実はこれも裏付けがありません。
専門家によると、画面との距離と近視には、関係性が無いそうです。
悪影響があるとすれば、目が疲れることだけだとか。

テレビの見過ぎを防ぐために生まれた話だったのでしょうか。
よく考えたら「目が悪くなる」なんて、
子供にとってはテレビの方が大事なので、効果が無さそうです。

いかがだったでしょうか？

テレビは、いまだに近くで見ちゃいけないと思っていました。

これだけ広まっている噂なので、

嘘だと判明したら全国民に速報で知らせて欲しいですよね。

「どうせ根拠ないでしょ」と一蹴する勇気もないですし、

これからも根拠のない噂に翻弄されるんだろうなと思います。

最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました！