こんにちは、ナミです。
日本で、一風変わった学校と言うと、建物の形や学生の人数、
カリキュラムの内容など、おおよそ検討がつきますよね。
そもそも学校は、安全で静かな場所というのが大前提です。
しかし、世界には、そんな概念を覆す個性的な学校がたくさんあります。
今回は、日本では考えられない唯一無二な学校を5つご紹介します。
1:船の上の学校
バングラデシュの子どもたちは、船の上で学校生活を送っています。
今から20年程前に造られ、多くの生徒に喜ばれています。
作られたきっかけは、年に数回も発生する洪水でした。
洪水がもたらす被害は大きく、生活が困難になります。
また、復旧するまでの間、学校に行けなくなります。
そこで、船で迎えに行き、そこで勉強もするという、なんとも画期的な学校が生まれました。
NPOが協力し、100を超えるボートを用意。
今では図書館やPCも備える、船の上の立派な施設になりました。
自然災害に負けず、子供たちが安全に学習する機会を守っています。
2:通学に5時間かかる学校
日本では考えられない小学校があります。
通学路と言えば、とにかく安全第一ですよね。
子どもの足で歩いてどのくらいの距離になるかも、日本なら当然、考慮されます。
中国にあるこの小学校は、なんと崖に建っています。
片道5時間と聞けば、思わず「遠過ぎ!」と言いたくなりますが、遠いだけではありません。
とっても危険なのです。
道の広さは、40センチほどしかありません。
体格の良い子どもなら、安心して歩ける保障はありません。
ここで働く先生は、たった一人。
25年ほど勤めました。
今から約10年前、ようやく平地に学校が新設されたそうです。
3:駅のホームにある学校
勉強する空間は、やはり静かな場所が適しています。
インドでは、なんと駅のホームに学校があります。
しかも、これまで4000人もの生徒が利用してきたのです。
この学校は、家庭の事情で学費がない子どもたちのために造られました。
学費どころか生活もままならず、犯罪に手を染めてしまう状況から救うため、教育を受ける場所が必要だったのです。
駅のホームという環境ながら勉強に励み、優秀な成績をあげる生徒もいます。
一般的な学校への編入制度も設けられていて、100人の同級生のうち、20人ほどが編入した実績があります。
4:地球に優しすぎる学校
バリ島にも、知る人ぞ知る個性的な学校があります。
それは、徹底的にエコに配慮する優しさ溢れる学校です。
校舎と言えば、コンクリートをイメージしますよね。
この学校は、竹などのナチュラルな素材で出来ています。
環境への配慮は建物だけではありません。
自然の力を最大限利用するため、100以上の太陽光発電を設置し、水力発電も並行して取り入れています。
こんな素敵な学校に、世界各国から小中高校生が集まっています。
座学だけでなく、田畑での課外授業も豊富に取り入れ、幅広い学びを実現しているそうです。
5:自由過ぎる学校
ブルックリンは、ニューヨークの大都市です。
自然豊かでありながらオシャレさもあり、とても人気があります。
ここにあるのは、自由度がとてつもなく高い学校です。
フリースクールと銘打つだけあり、あらゆることにルールがありません。
なにを学ぶか、何曜日に、週何回…すべてフリーです。
クラスも、11歳以下、18歳以下の2つしかありません。
黙々と勉強するもよし、ひたすら遊ぶだけでもよし。
もちろん、試験や家庭学習なども設けられていません。
必要なことは、生徒同志が相談して決めます。
先生はあくまでサポート役なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
通いたいかはさておき、いろんな学校があって面白いですね。
自分の中に「学校とはこういうもの」という思い込みがあることに気付きました。
日本にももっといろんな学校があってもいいですよね。
高校や大学は、割と個性を持つ学校もありますが、
低学年だからこそ、もっと自由な選択ができてもいいのかなと感じました!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!