こんにちは、ナミです。
世界には、面白い外見をした動物がたくさんいます。
100数十万をこえる種類の動物がいるとされていて、
環境の変化で様々に進化を遂げたとすれば、変わった動物がいても不思議ではありません。
今回は、そんな見た目がユニークな動物を5つご紹介します。
見たこともないビジュアルに、ちょっと…いえ、かなりビックリするハズ!
1:ワツシ
アフリカに棲む牛の一種です。
牛と言うと、動物園で見かけることもあまりありませんし、日本では生乳やお肉のイメージですよね。
外見も、思い浮かべるのは2種類くらいではないでしょうか。
だとすると、ワツシは牛に見えないかもしれません。
一番の特徴は、その大きな角です。
ギネスにも認定されているほどのビッグサイズです。
なんと長さ2mもの角を持つ個体もいます。
かなり太く、見るからに頭が重たそう…。
実は90キロもあります。
体が特別大きいわけではないので、角にしか目が行きません。
中は、スポンジ状になっていて、さらに驚くことに、血管があります。
角の中で血液の温度が下がり、循環する事で体温を管理しています。
見た目だけでなく、生命維持に大きな役割を担っています。
2:キバノロ
ノロは、鹿という意味があり、名前のとおり牙を持っています。
朝鮮半島に生息していて、日本で目にする機会はありません。
草食で、1匹または2匹のつがいで行動しています。
体つきは、体長90cm前後で10kgほど。
一般的な小鹿です。後ろ足が長く、うさぎのように背中からお尻が高くなっています。
パッと見は、一般的な鹿と同じに見えますが、なにか違和感があることに気が付きます。
ちょこんと生えた牙は犬歯が長くなったもので、約6㎝、アゴに向かって伸びています。
クリクリの目がとってもかわいらしく、牙さえも、ちょっと小悪魔的でキュートです。
3:サイガ
体はヤギのようですが、鼻が象のように長くなっています。
コミカルな外見でテレビ番組でも取り上げられ、一躍有名になりました。
カザフスタンなどの草原で、群れをなして暮らしています。
特徴的な鼻は、その気候に関係しています。
寒暖差が大きく、夜の空気は体に影響するほど冷え込みます。
空気を吸い込み過ぎないようにするため、進化した結果とされています。
一方で、下に伸びた形状は、砂嵐を避けて上手に呼吸できるメリットもあるのだとか。
現在は、絶滅危惧種になっています。
5年ほど前に発生した大規模な伝染病で、半数以上が被害を受けました。
地球温暖化によって細菌が発生したのが原因とされています。
4:ミノバト
美しい羽根を持つ鳥は、たくさんいますよね。
中でも、その美しさに目を奪われてしまうのがこちら。
まさにレインボーカラー!鮮やかでとても綺麗です。
主な生息地は東南アジアですが、日本の動物園でも会うことができます。
福岡には、3羽ほど飼育する動物園があるそうです。
クリクリの目もかわいらしく、体の鮮やかさに加えて、首周りの毛並も高貴な雰囲気を醸し出しています。
それでいて、あまり人間を警戒しないので、近くで観察できます。
鳥は、自然に溶け込むような色味が割と多いですが、ミノバトは生活圏が小さく、外敵がほぼいないため、
美しい色を保てたのではないかと言われています。
5:ラケットヨタカ
夜行性の、小さな鳥です。
音を立てず静かに飛び周り、昆虫を食べて暮らしています。
ヨタカ自体は、比較的、広く分布しています。
その中で、とても珍しい特徴を持つのがラケットヨタカです。
西アフリカに生息しています。見てすぐ分かる…
というか、体よりそちらに目が行ってしまいます。
体になにか付いてる…?
と思ったら、実は、羽が大きなラケット状になっているのです。
繁殖期のオスだけに見られる特徴なので、メスを意識したものと考えられています。
餌をとるにも移動するにも、最も大切な羽。
それをメスの気を引くためだけに使っているのだから、その覚悟は相当なものです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
勝手に持っていた常識が、どんどん覆されました。
何かがちょっと違うだけで、とてもキュートに感じます。
驚きの連続で、まじまじと見入ってしまいましたが、
動物たちの「これが普通なんだけどな…」という声が聞こえてきそうでした。
ぜひ、実際に見てみたいなぁと思いました!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!