皆さん、こんにちは、リナです。
戦車は約100年前に作られましたが、改良を重ね現在では、能力も多種多様になっています。
今回は、そんな戦車の値段について、ランキングTOP5を見ていきたいと思います。
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5位:アメリカのM1エイブラムス(約8.7億円)
M1エイブラムスは1980年に正式採用された戦車ですが、時代に合わせてモデルチェンジを重ねて
現在はM1A2エイブラムス戦車がアメリカ陸軍の主力戦車になっています。
M1時代は主砲は105ミリライフル砲でしたが現在は120ミリ滑腔砲にバージョンアップされたことに加えて
最新の電子機器や光学機器の補助があるため威力だけでなく精度も高まるなど装備の増強が行われています。
M1エイブラムス戦車は湾岸戦争やイラク戦争など複数回の実践を経ている数少ないモデルで、
その経験を元に改修が行われていることで世界最強の名を欲しいままにしています。
4位:イギリスのチャレンジャー2 (約8.8億円)
イギリスは世界初の実用戦車であるマークIを開発した軍隊として知られていて、現在も国産の戦車であるチャレンジャー2を主力にしています。
現代の戦車は滑腔砲を備えることがトレンドになっていますが、チャレンジャー2はライフル砲を装備し続けているということに特徴があります。
一方で装甲に関しては非常に強力で、最新式の複合材を用いているため鋼鉄の2倍以上とも言われることがあるだけでなく、
車体を防護するため側面と前面には爆発反応装甲のパネルが追加されています。
機動性は低いものの砲弾が当たっても任務を続行できるのがチャレンジャー2なのです。
3位:韓国のK2 ブラックパンサー(約9億円)
韓国陸軍が採用する戦車がK2ブラックパンサーです。
実戦経験が無いため実力を測るためには戦車の仕様書を参照する必要がありますが、
現代的な120ミリの滑腔砲と複合材を用いた装甲を備えていてスペック的には世界でもトップクラスの戦車です。
一方で、K2は国産戦車だといわれていますがその実情はヨーロッパの技術をやりくりして使用しているため、
開発段階では不具合が多発しました。
そのため開発コストが上がってしまったという面もありますが、
朝鮮半島の有事に対する備えとしては十分に頼りになる戦車であることは間違いありません。
2位:日本の10式戦車 (約9.7億円)
自衛隊が採用する10式戦車は世界第二位の高額戦車ですがその性能は世界最高と評価されています。
先代のモデルよりも小型化されたため機動性に優れ、最高時速は約70kmという戦車としては非常に優れた走行性能を備えているのです。
さらに120ミリ滑腔砲と混合複合材を使用した装甲によって攻撃力と防御力も高く弱点が見当たりません。
機動力と攻撃力を活かしたスラローム射撃が得意技で、従来の戦車とは異なる戦い方ができるのです。
友軍とリアルタイムで情報を共有できる情報ネットワークシステムも搭載されていて、
専守防衛を指針としている日本の自衛隊らしい戦車と言えます。
1位:フランスのAMX-56 ルクレール(約13億円)
最も高額な戦車はフランス陸軍が採用するルクレールですが性能は残念ながら最新の戦車と比べると劣っています。
ルクレールは1992年に正式配備されたモデルであるため現在の基準では時代遅れで、
アメリカ陸軍や日本の陸上自衛隊が採用していた一世代前のM1A1エイブラムスや90式戦車と同等の性能にとどまっています。
とはいえ、ヨーロッパ諸国では見劣りしないモデルであり120ミリ滑腔砲や砲弾の自動装填装置などを備えています。
加えてフランスはルクレールの開発によって戦車に関する技術を手に入れたことで次世代の戦車はより強力なものになると予想されているのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
世界中を見ると国を守る戦車だけあって、性能はもちろん、値段も高いですね。
最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。
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