こんにちは、ナミです。
日本は自然災害が多いので、その脅威はとても身近に感じていますよね。
一方で、海や山の雄大な景色に心が癒されることもあります。
自然は、その圧倒的なエネルギーや美しさで私たちを魅了するのです。
今回は、そんな未知の美しさを見せる自然現象を5つご紹介します。
思わず溜息が出てしまうほどの絶景です。
1:火山雷(かざんらい)
地下ガスなどが噴出する最中に、嵐のような雷が起きます。
発生するメカニズムについて、実は具体的には解明されていません。
それでも、遥か昔から確認されている現象です。
分かっているのは、摩擦が原因のひとつだということです。
マグマが噴出するときに、ちりや砂が一緒に巻き上がり、そこにあった負のエネルギーに反応します。
火山活動そのものが、十分ダイナミックです。
そこに雷が発生すれば、強い風が巻き起こり、熱と光が融合します。
それは、絶句してしまうほどインパクトのある光景です。
2:ブライニクル
氷に囲まれた極地で発生する「巨大なつらら」です。
海の中に向かって突き刺さった鋭い刀のようなビジュアルで、カッコよさを通り越してちょっと怖さがあります。
凍った海面の下には、特別な環境が生まれます。
氷の影響で温度が低く、塩分が高まります。
緩やかなスピードで沈みながら、周りの普通の水を凍らせていきます。
こうして尖ったつららが出来上がります。
名前は、塩分とつららという英単語を掛け合わせた造語です。
学術名は別にあるのですが、一般的な呼び名では、そのすごさを表現しきれないということから、愛称ができました。
3:スノードーナツ
次は、雪山で見られる偶然の産物です。
私たちも雪だるまを作りますが、それが自然に作られる。
しかも、ドーナツ状の穴が開いています。
雪山にいくつも並ぶ様子は、とっても不思議で神秘的な光景です。
これは日本の山でも発生します。
「雪まくり」と呼ばれますが、この名前が自然現象の謎を表しています。
山から吹き降ろす風が、表面の雪をまくっていくのです。
上から強く押し固めるのではなく、カーペットをくるくると巻くイメージです。
そのため、真ん中は柔らかく、壊れてしまい穴ができます。
1メートル弱のサイズになるものもあるそうです。
4:フロストフラワー
花は美しいですよね。
その儚さで言えば、本物の花に負けず劣らずの魅力を持つのが、霜で作られた花です。
フロストフラワーは奇跡の産物と言っても過言ではありません。
この花は、霜ができる環境下で、ある種の植物の根元に作られます。
植物との温度差が生まれると水蒸気が発生し、表面に水滴ができます。
これが拡大し連なっていく中で、温度の影響を受けながら、くねくねとランダムな形になっていきます。
本物の花とはまた違う、繊細な美しさがあります。
自然が作るものなので、様々な形があります。
背の低いものが、湖面にびっしりと広がる光景もとても美しいです。
5:滝雲
大量の雲が、山肌をするりと落ちていきます。
雲海の発生も落下も、人の手が介在しないまさに自然現象。
早朝に眺めるその景色は幻想的で、息を飲む美しさです。
雲海は夏場に発生しやすく、滝のように流れる様子は、よく晴れた日の朝や夕方に見ることができます。
イスラエルの砂漠でも、同じような現象が見られます。
幅10㎞、深さ400メートルの世界最大サイズの溝があり、この溝そのものが超絶景で、人気の観光地です。
ここは、標高約800mの場所で、早朝に雲が発生します。
溝の気温が上がる時に、雲が流れ込みます。
14日に一度のペースで見られるそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どれも、とってもきれいでしたね!自分の想像の中に無いものなので、
きれいだけど驚きもあって、衝撃的だしすごく感動しました。
小さな悩み事なんて、すっかり忘れてしまいますね。
もっといろんな自然現象を調べてみたいなぁと思いました。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!