こんにちは、ナミです。
高い所が怖い、コミュニケーションに極度に緊張するなど、
人それぞれ、苦手を超えて恐怖心を抱くものはありますよね。
特別なことではなく、その症状は星の数ほどあると言われています。
無理に克服せず、怖いものは避けるのも方法ですよね。
しかし、世界には、避けることが困難な、生活をおびやかす恐怖症があります。
今回は、暮らすこともままならない奇妙な恐怖症を6つご紹介します。
1:道路横断恐怖症
一つ目から、かなりインパクトのある恐怖症です。
これは、道路が横断できないという症状です。
事故に遭ったトラウマや、車が怖いというわけではありません。
信号の有無にかかわらず、横断する行為が怖いのです。
この恐怖症は、別名「アグロフォビア」とも呼ばれています。
日本ではほとんど聞いたことがないですよね。
語源はギリシャ語で、くるくる回るという意味があります。
さらに、アグロフォビアは道そのものにも恐怖心を抱きます。
道の大小に関係なく、メインストリートでも路地でも怖いのです。
散歩やドライブどころか、生活がままなりません。
2:料理恐怖症
次は、料理をすることに恐怖を感じるという症状です。
好き嫌いではなく、恐怖症があるとは驚きです。
料理は、ストレス発散になるという人もいれば、
できれば、もしくは絶対に作りたくないという人もいます。
作りたくないという人の中には、
料理に関するコンプレックスを持っている人がいるかもしれません。
この恐怖症も、そのようなことが発端だと言われています。
別名「マジェロコスフォビア」もギリシャ語が語源で、
料理上手を意味しています。この恐怖症が、
料理が得意な人への引け目からきていることを示しています。
3:会食恐怖症
会食なんて楽しいばっかり!と思う人がいる一方、
あの独特の緊張感に、恐怖を感じる人もいます。
コミュニケーション能力が云々というものではなく、
別名「デポノフォビア」という名がつく、れっきとした恐怖症です。
パーティーなどでの作法は、昔は堅苦しいものでしたが、
今は最低限のマナーがあればそれほど難しいものではありません。
それでも、ある程度の型にはまった席ではありますよね。
多くの視線に晒されながら、マナーを守って食事をして、歓談を楽しむ…。
確かに、気にし始めてしまうと、緊張が恐怖に変わるかもしれません。
4:鏡恐怖症
次は、納得する人も多いかもしれません。
鏡は、なんとなく怖いイメージがありますよね。
丑三つ時に鏡を見ると吸い込まれてしまう、三面鏡に死に顔が映るなど、
根拠のない、不思議で不吉な話がたくさんあります。
鏡恐怖症、別名「エイソプトロフォビア」は、
様々な種類があるそうですが、総じて、鏡を怖がる症状です。
そして、鏡にまつわる根拠のない話が、発症の原因とされています。
鏡がスピリチュアルな世界への入り口だと思い込み、
それが真実ではないと思いながらも、不安感を抱き続けるそうです。
子どもの頃に聞いた話や体験は記憶に残りやすいので、
そのような影響もあるかもしれません。
5:義母恐怖症
これは「私もそうです」という声が聞こえてきそうです。
むしろほとんどの人がそうなのではと思われるかもしれませんが、
別名「ペンザラフォビア」と呼ばれる恐怖症の一つです。
結婚する時、義母との関係づくりについては、
ある程度、構える方が多いかと思います。
そもそも、少なからず緊張感があるので、
これが過剰になれば、恐怖を感じてもおかしくありません。
映画の題材としても、多く取り上げられています。
このほかに、継母恐怖症(別名「ノヴァラカフォビア」)もあります。
シンデレラを想像してもらえば分かりやすいですね。
6:着席恐怖症
最後は、本格的に生活に支障をきたす恐怖症です。
別名「キャシソフォビア」は、座ることに不安を抱きます。
落ち着くためには、まずは腰を下ろすのが一般的ですが、
彼らは汗が止まらなくなり、過呼吸に陥ります。
様々な原因が考えられていますが、
まずは、痔をはじめとする身体的な理由が挙げられます。
このほか、幼少期に何かの罰として、
座ることで痛みを与えられた記憶などが、トラウマになるケースがあります。
また、社会に出て、上司に高圧的に叱りつけられるなど、
思いがけない出来事がきっかけになることもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人の心は本当に繊細ですよね。
ちょっと苦手…という気持ちが強くなり過ぎると、
恐怖症になって取り返しがつかなくなってしまいます。
私も以前は料理恐怖症のような気持ちを抱いていましたが、
年を重ねたら、美味しくないと言われても全然平気!という、
恐怖に打ち勝つメンタルを手に入れてしまいました。
なるべくうまく付き合って、健やかに暮らせるといいですよね。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!