皆さん、こんにちは、リナです。

世界の中には色々な理由で立ち退き拒否をした家が存在します。

今回は、立ち退き拒否した凄い家（特に中国）を5つ、ご紹介しようと思います。

高速道路の真ん中に存在する家（中国

高速道路を作るとなるとしばしば問題となるのが、
道路を建設しようとしているライン上に存在している住宅です。

多くの人の利益のためには一部の人が不利益を被るのは社会の常として仕方ないにしても、
当人からすると納得ができないものです。

中国では高速道路を建設するにあたって立ち退きを迫られましたが、
それを拒否して居座ったところ、
なんと家の周りにそのまま高速道路が作られてしまったのです。

何でもありと思われがちな中国ですが立ち退かないのであれば、
無視して高速道路を作ってしまおうという発想が驚きといえるのではないでしょうか。

家を囲むように道路が作られる（中国）

これも高速道路のど真ん中に位置する家と同じく中国なのですが、
こちらは少し違って家の周りをぐるりと立体の道路で囲まれてしまったというものです。

こちらも道路を建設予定地に住んでいたアパートの三世帯が立ち退きを拒否したことで、
当初の予定を変更して家の周りをぐるりと囲むように道路を作ってしまいました。

強制的に立ち退きをさせないというのは優しさといって良いのか微妙なところではありますが、
無理やり家の周りを囲むようにして道路を建設してしまうのは日本では考えられないことだといえます。

しかし、この事例も中国にしては、まだ、ましな方かもしれませんね。

ビルに囲まれた家（オーストラリア）

日本でもたまに見る光景ですが、
大きなビルが歪な形をしているときというのは、
大抵土地の取得に失敗をしたというケースが大半です。

オーストラリアでもこのような例があり、
ビルに囲まれた家や、家を囲むようにして建てられたビルがあります。

ビルの建設にあたって引っ越すことを拒否した家があったため、
その部分だけへこませるようにビルが建ち
結果としては家を囲うようにしてビルが出来上がってしまいました。

このような囲まれ方をしていると、
日当たりやプライバシーの問題などがたくさんありそうで、
快適に過ごせるかは疑問が残りますね。

高いビルに挟まれた家（アメリカ）

ニューヨークには細長い家が高いビルに挟まれているという、
不思議な光景を目にすることができる場所があります。

周りの住人たちは次々と住まいを明け渡している中で、
自分の住む細長い家を気に入っていたこの家の住人は最後まで立ち退くことを拒否して、
結局その両側に高いビルが建てられることになってしまったのです。

ビルとビルの狭い隙間に家があるという光景はとても不思議なものであり、
ある意味以前よりも価値が生まれたと言えるでしょう。

それにしてもそれだけ愛着を持って手放したくない家に済むことができるのは、
とても幸せなことかもしれませんね。

1店舗だけ残った店（フランス）

1店舗だけ残った店はよくある立ち退き話とは違って、
単純に過疎化が進んでしまったというだけの話です。

近所の人々がいなくなってしまい、
売却をしないかと声をかけられましたが店主はそれを拒否しました。

店主は46年間にもわたって店を守り続けてきたため、
自分の人生とも言える店をたたみたくないということで売却を拒否して店は残ることになったのです。

例えお客さんが来なかったにしても、
それまで続けてきた店を残すことができるということこそが
店主にとっては価値のあることですから、
これもある意味ではいい話なのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか？

立ち退き拒否した人にも色々な理由があるんですね。

最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。

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