こんにちは、ナミです。
飛行機と聞くと、事故やアクシデントのイメージがありませんか?
多くの人を、遠くまで短時間で、快適に運んでくれる。
ものすごく夢のある乗り物なのに、怖いと思っている人は少なくありません。
でも、実はそのほとんどが思い込みなのです。
今回は、知られていない飛行機の真実5つをご紹介します。
これからはもっと安心してフライトを楽しめるはずです。
Contents
1:公共交通機関で一番安全
ハーバード大学の講師によれば、死亡する確率は次のとおり。
自動車事故が5000分の1、雷に打たれる確率が1万3000分の1と高いのに対して
飛行機は1億1000万分の1と圧倒的に低いのです。
ボーイング社が明らかにする致命的なフライトの確率は、200万回に1回。
半世紀で、そのリスクは10分の1にまで減っているのです。
そして、危険なフライトが起きても、生存の可能性は十分にあります。
飛行機は、テロの危険も連想させるかもしれません。
米国運輸省のデータによれば、その確率は約1655万フライトに1回。
この数字よりも、サメに襲われる確率の方が上回るそうです。
2:テスト数が膨大
自動車の衝撃テストは、イメージがありますよね。
あまり知られていませんが、飛行機も膨大なテストを行っています。
翼に想定以上の負荷をかけて、強度を確認します。
また、強さだけでなく、柔軟に曲がることも重要です。
飛来する鳥などの障害を想定し、実際に死体を投げ入れます。
嵐がフロントガラスに与える衝撃や、
雨がエンジンの作動を妨害しないかなどもチェックします。
このほか、極端な温度の変化、雷、燃料の不足など、
あらゆる緊急時に備えてテストします。
メーカーは、私たちが想像する以上に、安全性を大切にしています。
3:エンジン1つでも着陸できる
一度飛んでしまえば、エンジン1つでフライトできるように作られています。
では、エンジンが作動しない時はどうなるのでしょうか。
実は、そんな状況でもかなりの時間、飛行が可能です。
エンジンを2つ搭載する飛行機が多いのですが、
1つしか機能しなくなっても、それなりの高さで飛行していれば、
十分な距離を飛び、着陸できます。
あらゆる動力が失われるトラブルに見舞われながら、
およそ120km近くを飛び、安全に帰ってきた事例もあります。
2つとも故障する心配もよぎりますが、
その確率は、フライト10億時間において1回以下という数字が出ています。
4:機内はかなり清潔
多くの人が出入りするので、空気が汚れているイメージもあります。
密室で、いつ換気されているかも不安ですよね。
どのくらい空気が汚れているのかと言うと、
実は、私たちの部屋や職場よりずっときれいな環境なのです。
病院のICUで導入されているものと同じフィルタが使われ、
数分おきに循環システムが作動しています。
空気については、ほぼ心配は不要です。
清潔面で気に掛けるなら、空気より物質です。
座席のテーブルや、機内に設置されたボタンのほか、
冷水機は特に細菌が発生しやすい場所です。
除菌アイテムを駆使して、対策しましょう。
5:乱気流はそんなに危なくない
乱気流に遭うと、不安になりますよね。
機体が大きく揺れるので、
放り出されてしまうのではないかと、身の危険を感じます。
しかし、パイロットいわく「乱気流は普通のこと」なのです。
乱気流に巻き込まれれば、機体が揺れます。
なので、なるべく避けるために最善を尽くします。
珈琲をこぼさないように飲むのと同じレベルのことなのです。
乱気流のせいで、飛行機が壊れることはありません。
揺れを避けるには、翼の真上の席を選ぶのが良いです。
また、早朝や日没後など、大気が落ち着いている時間帯は、
乱気流に遭遇しにくいそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
無知って怖いですね。とてもホッとしました!
速く着くけど、車や電車の方がずっと安心な感じがするし、
それでいて料金高いって飛行機って微妙?
とすら思っていました。お恥ずかしい限りです。
リスクゼロとはなりませんが、飛行機は、相当安全な乗り物なんですね。
とても勉強になりました!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!