こんにちは、ナミです。

甘いものを食べると心が満たされますよね。

でも、その充足感や幸福感は、あなたの勘違いかもしれません。
そして、「甘いものはそんなに食べていない」と思っている人も、無自覚に過剰摂取しているケースが多々あります。

今回は、想像以上に体を蝕む、糖がもたらす危険な症状をご紹介します。

糖が、なんとなくの不調の一因になっていませんか？

砂糖依存症になる

甘いものをたまの“癒し”や“ご褒美”と言う人もいますよね。

しかし、案外、頻繁に摂取していませんか？

実は、甘いものは依存度がかなり高いのです。

糖分は、ホルモンの激しい上下をもたらします。

高い時だけ気分が高揚するなら良いのですが、下がった時に、必要以上に沈んでしまうのが問題です。

ホルモンのレベルで、もっと摂取しないといけないという気持ちになるのです。

さらに、味覚としても、鈍感になっていきます。

これまでと同じ量を摂っているのに、物足りなく感じるのは、かなり危険なサインかもしれません。

体重が増える

ダイエットの大敵というイメージはありますよね。

ただ、糖分の怖いところは、徐々に体を蝕むところです。

甘いものを食べると、幸福感があります。

しかし、それほど食欲は満たされていないのです。

糖分には、食物繊維などお腹を膨らませる成分は入っていません。

そのためお腹は満たされず、とんでもない量を食べてしまいます。

別腹というよりも、糖分を摂取する習慣が、大食いを導いているのです。

また、糖がどんどん入ってくると、ホルモンの過剰分泌が起きます。

それが続くと、そのホルモンの効果が弱まり、正常に作用しない状態になります。

気分の浮き沈みが激しい

ご褒美なのに、なんだか気持ちがザワついたりイラついたりする。

そんな感情を抱くことがある人は、要注意です。

体も心も、糖に支配された状態に陥っている可能性があります。

糖で満たされていないと、精神のバランスが崩れてしまいます。

エネルギーが底をつけばリセットされることがありますが、過剰な摂取が続けばイライラは増幅する傾向があります。

さらに、脳の炎症を誘発し、うつに繋がるリスクもあります。

うつ患者を対象に行った研究によって、健常者の3割増の炎症が起きていることが分かっています。

肌荒れになる

甘いものがニキビを作る要因になりえることは、学生の頃から常識ですよね。

過剰になると、体はもちろんスキンケアにも良くありません。

摂取量は、体内のインスリンに影響します。

過剰に摂取すれば、ホルモンが乱れてしまい、赤みやニキビという形で、炎症が出てしまいます。

さらに、必要以上の糖は細胞にくっつきます。

吸着された細胞はどんどん劣化し、これがシワやシミに繋がります。

さらに進行すれば、内臓にも影響し、命に関わる病気になることも。

肌荒れを軽視せず、過剰摂取の合図と捉えて対策することも必要です。

虫歯が増える

虫歯になるよと、子どもの頃によく注意されましたよね。

どれだけ注意しても完璧に歯磨きをするのは難しく、虫歯の材料たっぷりの糖には注意が必要です。

糖は歯垢の原因にもなり、そして歯垢は酸を生み出します。

菌が活発に活動する環境となり、気づいたときには虫歯ができています。

実は、果物などの糖も酸を産出しやすいので、「お菓子じゃなければ平気」というわけでもないのです。

体への影響は内臓だけではなく、口内環境は盲点とも言えます。

甘いものを摂る機会が多ければ多いほど、歯医者のお世話になりやすいのです。

エネルギー不足を感じる

頭や体を使い過ぎたら、糖分を摂る人も多いですよね。

適量であればOKですが、習慣化はとても危険です。

ハードな一日に備えて朝から甘いコーヒーをガブガブ…という人は、注意してください。

そのお陰で、エネルギッシュに一日を乗り切れていますか？

むしろ、午前中にスタミナ切れしていることはないでしょうか。

血糖値は、フラットであることが最も良い状態です。

強烈な糖の摂取で乱高下させてしまうと、エネルギーも乱れます。

それによって、急激に疲れを感じてしまうのです。

糖以外での、エネルギー補給にシフトしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか？

私は甘いものが大好きです。

すでに依存症なのか、ちょっとだけ食べるというのが難しいです。

なので、本当に特別な時だけにしています。

食べたい気持ちより、気付けば食べているという、習慣になっているのが本当に良くないですよね。

末永く甘いものを楽しめるように、上手に付き合いたいですね！