こんにちは、ナミです。
宇宙の研究はまさに日進月歩です。
物理的には遠いですが、その距離は徐々に縮まっています。
世界初となる、民間の宇宙訓練センターの運営も話題になっています。
宇宙と言うと、地球とはまったく別の世界を想像しますが、
実は、地球によく似た星がたくさんみつかっています。
今回は、地球に限りなく似た5つの星をご紹介します。
ケプラー 186f
宇宙には、生命が存在できると考えられている空間があります。
NASAは、このエリアにある惑星を発見したと発表しました。
惑星の検知はそれほど珍しくありませんが、「ケプラー186f」は特別なものでした。
その理由は、地球型の惑星であり、さらに、エリアの外側に位置していた点です。
地球と同じような環境があり、もしかすると、なにかしらの生命が存在するという期待がもたらされたのです。
ケプラー186fが存在する位置は、太陽より活動が少なく、地球に比べると低温であると考えられています。
これらの情報は、5年ほど前に有名な科学誌上で明らかにされており、信用度、期待度ともに高いものと言えます。
グリーゼ 832c
「グリーゼ832c」も巨大な地球型惑星のひとつです。
オーストラリアの研究チームが発見しました。
これらの大きな惑星はスーパー・アースと呼ばれています。
この惑星は、距離的に最も地球に近いとされています。
約150兆㎞という途方もない数字ではありますが、この分野では、画期的な発見でした。
また、地球と太陽のような関係性が保たれているのではないか、とも言われています。
さらには、その成分から、地球に類似した環境が形成され、季節が確立されている可能性もあるそうです。
周辺には、水の存在を認知できた惑星もあり、この環境下では、生命の存在があってもおかしくないと期待を集めています。
ケプラー 452b
次は、地球とフォルムが似ている惑星です。
太陽との距離も、地球との誤差はわずか5%ほど。
これまでで最も類似しており、地球の親戚のようだと評されています。
直径を見ると、地球の約1.5倍のサイズです。
温度はほとんど同じですが、少し明るいと見られています。
惑星の詳細な成分はまだ明らかになっていませんが、サイズが似ているので、性質も同様であると見込まれています。
さらに、太陽との距離から考えても、水の存在は濃厚です。
恒星は、太陽と比べて10数億年古いと言われています。
これを踏まえて、惑星を発見したチームは、「必要な物質と条件があれば、生命体が生まれるのに十分な時間」とコメントしています。
ロス 128b
フランスの研究チームが、南米・チリの天文台で発見しました。
太陽系の外側としては、歴代2番目に地球と近い惑星です。
赤くて、とても小さな恒星「ロス128」の近くに位置しています。
「ロス128b」は、恒星の周りを公転しています。
また、重さは地球の1.4倍ほどです。
地球に似た環境が整っていると推察され、生命が過ごせる可能性が十分にあると考えられています。
ちなみに、距離はと言うと「11光年」です。
1光年を進むのに、最新の宇宙船で約4万年かかるそうです。
単純に計算しても、44万年…。残念ながら、今のままでは到達は不可能な距離です。
ティーガーデン星
地球に近い惑星を探す国際プロジェクトがあります。
そのプロジェクトの研究員達は、「ティーガーデンb」および「ティーガーデンc」といった名前の惑星を見つけたのです。
とても小さく、色も暗いため、観測には3年を要しました。
その結果、質量も組成も地球に近いという結論が出ました。
地球との近似値について、国際的な指標があります。
地球を1として、それぞれ、b=0.95、c=0.68という数値です。
bについては、かなり地球に近いという評価を得ています。
恒星の近くを公転する方のbは、比較的温暖で地球に近く恒星を離れて公転する方のcは、火星に近い環境であると推測されています。
最も重要な水についても、液体で存在していると考えられています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
こんなに多くみつかっているとは驚きでした!
人類が存在できる地球であるためには、
水や温度など、適正な環境が必要なんですね。
地球に似てる星に行ってみたら、
人間によく似た生命体が、すでに国や世界を作ったりして…。
もしかすると、相手は相手で、地球を研究しているかもしれません!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!