皆さん、こんにちは、リナです。
遊園地といえば、子供から大人まで楽しめる施設ですよね~。
遊園地での楽しい思い出、皆さんも沢山あると思います。
しかし、時代の流れによって廃墟になってしまった遊園地も存在します。
今回は、そんな廃墟になった日本の遊園地を5つご紹介しようと思います。
富士ガリバー王国
ここは、2001年10月28日に閉園した山梨県のテーマパークです。
おとぎの国のガリバーをテーマとして作られたことから、大きな横たわったガリバー像が象徴的な遊園地でした。
ただ開園当初は客足も好調でしたが、1999年に運営会社の出資元が経営破綻してしまい、
以降は苦しい状態が続くようになります。
そして富士急ハイランドという強力なライバルの存在もあり、閉園となったわけです。
現在でもガリバー像はそのまま残され、まさに廃墟と呼べる姿を維持しています。
ただアメリカの情報サイトでもこの様子が特集されるなど、一部のマニアの間では有名なスポットとなっています。
ある意味、別の地位を確立した遊園地と言えるでしょう。
横浜ドリームランド
ここは、神奈川県の遊園地です。奈良ドリームランドの姉妹園として1964年に堂々の開園を迎え、
潜水艦やレインボープールなど水のアトラクションが多かったのも特徴的でした。
しかし、こちらもアクセスの問題などを抱え業績不振に陥ると、2002年2月17日に閉園となりました。
驚くことに閉園時の園内の面積は、開園時と比べ10分の1にまで縮小されています。
それだけエリアを狭めながらも、何とか存続を保とうとしていたのです。
その後しばらくは廃墟と化していたものの、実は現在は建物の一部が神社や大学の校舎として利用されています。
外壁などから当時の雰囲気を感じることはできるので、興味のある人は行ってみてください。
奈良ドリームランド
ここは、まだ日本にディズニーランドがなかった頃に、それに近い遊園地を作ろうというテーマで開園に至りました。
2006年8月31日に閉園するまでのおよそ45年間、近畿地方を代表するテーマパークであったのは言うまでもありません。
そうした背景もあってか閉園となった後でも注目度や人気があり、絵本の世界のような雰囲気から絶妙な不気味さと切なさを併せ持っています。
通常廃墟と言えば暗い色合いをイメージする人が多いですが、
こちらでは当時のカラフルな建物がそのまま放置されているためそう感じるのでしょう。
今でも当時描いていたであろう、夢を感じさせるスポットです。
多摩テック
ここは、東京都にあった温泉施設も有する遊園地です。
最大の特徴はモータースポーツをテーマにしていたことで、実際にサーキットなどもありました。
最盛期当時は多くの子供がカートに乗り、ハンドルを握っていたのです。
閉園は2009年9月30日で、実に遊園地としての歴史は48年間もありました。
廃墟となってからは一部のモータースポーツマニアや同園に思い入れのある人たちが集まったりしていたものの、
徐々にその足もなくなっていきます。
現在ではゲートやカート道などを残すだけとなり、どのように土地を活用するのか議論が進められています。
すでにあまり当時の面影はないですが、今も多くの人の胸に刻み込まれている遊園地の1つです。
わくわく仏教ランド
ここは石川県にあり、遊園地としては珍しい仏教をテーマとしていました。
何と言っても73mの巨大観音像が象徴的で、一瞬本当に遊園地なのか疑ってしまうほどの存在感があったのです。
そして宿泊施設や温泉、レストランも揃っており、泊り掛けで利用する人もいました。
至るところに金色があしらわれていたこともあり、ゴージャス感を楽しみに訪れていた人も多いでしょう。
建設されたのが1987年ですから、まさにバブル期を思い起こさせる遊園地でもありました。
2009年に数々の問題を経て閉鎖となると、現在では温泉施設を中心に廃墟となっています。
こうなった後でも建物の痕跡を見ると時代が感じられるため、バブル当時を懐かしむこともできます。
興味のある人は、一度訪れてみる価値があるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
悲しいことに廃墟となってから知名度が上がった遊園地もあるようです。
楽しい遊園地とは、また違った一面を見ることができます。
最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。
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