こんにちは、ナミです。
あなたは今何歳ですか?何歳まで生きたいですか?死にたくないと思ったことはありますか?
不死身は昔からある人間の夢のひとつですが
実は世界には、ほぼ不死身の生き物がいるんです!
今回はそんな、不死身に近い生き物を5つご紹介します!
Contents
ゾウガメ 250年
ゾウガメの名前の由来は、ゾウを髣髴させる巨体ぶりにあります。
インド洋や太平洋の島々に分布し、大航海時代には船員により保捕食対象とされ、一時は絶滅状態に追い込まれた経緯は有名です。
主に草やサボテンを食する草食性で、冬だけでなく夏にも眠るなど厳しい環境でも体力を温存して生息することができる特性を持っています。
巨大な甲羅には水分を溜め込んでおくことが出来るので、1年くらいは飲まず食わずでも、生き延びることが可能です。
新陳代謝を抑え、夏眠するなどの特性を持つことから長寿で、
平均寿命は100年程度とされ、なかには250年を越えて生きた個体の記録も残されている程です。
ムカシトカゲ 100年以上
ムカシトカゲは、ニュージーランドの限定した島のみに生息し、古代から生態が変わっていない爬虫類の一種です。
その生態は日中も体温上昇のために日光浴はするものの、基本的には夜行性とされています。
昆虫を主食としていますが、場所によっては海鳥の雛や卵なども捕食しているようです。
一般のトカゲ類が体温20度程度なのに対して、ムカシトカゲは5-11度ほどとかなり低め。
そのおかげで耐寒性に優れ、厳しい環境にも順応することが出来ます。
性成熟サイクルも緩慢で、成長スピードが遅いおかげのせいで長寿で知られ、平均寿命は100年ほどとされています。
アイスランドガイ 500年以上
アイスランドガイという貝は、北大西洋の沿岸部の広範囲に生息します。
食用に供され、現在でも商業目的で捕獲が行われている二枚貝の一種です。
一見ハマグリに似ていますが、全く別の種類に属しているのです。
アイスランドガイは非常に長生きすることで知名度が高く、8.6センチのサイズで507歳と言う固体の記録も残っています。
一説には動物の中では最も長生きする種類である、とも言われています。
成長に伴って、木の樹齢に相当する模様が刻まれていくため、その本数を数えることで年齢を推定することが出来ます。
誕生後150年以上にわたり安定した成長を維持することが、長寿の理由と推定されます。
ホッキョククジラ 200年以上
一生を北極海で暮らすホッキョククジラは、近現代では捕鯨対象として乱獲された結果、
絶滅の恐れがあるとして1966年には一時捕鯨が全面禁止されました。
ホッキョククジラは強大な体躯を有することでも有名で、
成長すると全長20mにも達し、平均40-50cmもの分厚い脂肪層を備えています。
寿命が長いことでも有名で、平均して100年以上の寿命を持ち、
200年以上の長きにわたり生存する個体もあるようです。
アラスカの現地人イヌイットが捕獲したホッキョククジラの中に、
少なくとも製造から100年は経つと思われる銛の一部が残っていた、とのエピソードもあります。
ベニクラゲ 不死
ベニクラゲは体長1cmにも満たない小さなクラゲですが、一般動物では想定できない「若返り」をすることで有名です。
普通のクラゲはポリプと呼ばれる段階から、成熟していき成体へと成長を遂げます。
成熟後は繁殖して子孫を残した後、徐々に衰弱し、やがては海水に溶けてなくなるという一生を辿ります。
ところがベニクラゲは、性的に成熟し繁殖能力も獲得した段階から、ポリプ期へと退行する能力が備わっているのです。
その後は再度ポリプから成長する過程を経て成体になり、
また退行期に入るというサイクルを繰り返すので、「不老不死」とも呼ばれているわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
自然の神秘ってすごいですよね〜
同じ地球上の生き物とは思えません!
だけど、何百年も生きていたら、逆に虚しくなったり悲しくなったりしそうかも…
何事も程々が一番ですね!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!