こんにちは、ナミです。

日本には、様々な事情で廃墟と化した場所があります。

もともとひと気が無いわけではなく、

一度は人が集まり、賑やかな時代もあった場所です。

テレビなどではフィーチャーされませんが、

知る人ぞ知る話題のスポットになっています。

ちょっと怖いけど、なんだか惹きつけられてしまう。

今回は、そんな不思議な雰囲気を持つ日本のゴーストタウン5つをご紹介します。

ゴーストタウンというと、なんとなく僻地をイメージしますが、
神奈川には、街中に広がる廃村があります。
すぐ近くに駅や街、交番もある賑やかな場所です。

今から20年ほど前に、ニュータウンとして開発が始まりました。
住民の立ち退きも完了していましたが、
新しい街が形成される前に、計画が頓挫してしまいました。
そのまま長い間、放置されていたのです。

現在は、太陽光発電の設置や、観光地としての開発が計画され、
廃墟は姿を変えようとしています。
立ち入り禁止になっていて、勝手に入ると不法侵入になります。
警察が監視しているので注意しましょう。

北海道にも、ゴーストタウンがあります。
北海道の北部、海岸沿いにある羽幌町です。
現在は人口7000人ほどの町ですが、かつては炭鉱の町として栄えました。

羽幌炭鉱の歴史は、今から80年以上前に遡ります。
炭鉱の規模は、3地区にも及びました。
道内のみならず、日本屈指の優れた炭鉱として人気がありました。

羽幌は農業の町から、炭坑集落へと成長します。
飲食店や映画館、病院などの施設も充実し、
活気溢れる、人が集まる街となりました。

しかし、50年ほど前に炭鉱が閉まりました。
炭坑がメインだったため、これを機に町は静かになりました。

屋島と言えば、美しい景観が有名でした。
また、源平の合戦が繰り広げられた歴史ある場所でもあります。
そんな荘厳な地は、1980年代に様変わりしました。
高度経済成長期に、観光地として開発されたのです。

複数のホテルや大きな公園、水族館などが建設され、
地元は大きな期待を寄せました。
屋島には四国遍路の番所もあり、期待どおりの集客がありました。

しかし、人気は定着しませんでした。
次第に負債を抱え、ホテルやお土産屋はそのまま廃墟となりました。
屋島に登る唯一の手段だったケーブルも廃止されました。

長崎にも、炭鉱で栄えた町がありました。
池島は、本島から西に約7キロ、面積9㎢ほどの島です。
今から60年ほど前に稼働し、2001年に廃止されました。

当時は、炭鉱を中心に町が回っていました。
2500人以上が従事し、社宅としてアパートが次々に建設され、
それに合わせて商店なども充実していきました。

いずれ閉山を迎えると全員解雇となりました。
住民は島から流出し、現在は300人程度しか残っていません。
結果的に、島全体が廃墟のような状態になっています。

手付かずの自然が残る、緑豊かな地域です。
この地に、ダムと水力発電の建設が計画され、
多くの住民たちが立ち退きました。

この事業によって多くの自然が破壊されることについて、
住民たちへの周知が不十分でした。
そのため、強固な反対運動が起き、計画は中止されました。

しかし、すべての住民が戻ることはありませんでした。
建設賛成派と反対派が、真っ二つになってしまっていたのです。

そして、1990年頃に住民はいなくなり、廃村になりました。
現在も集落には、反対運動の看板などが放置され、
混沌とした状態になっているそうです。

いかがだったでしょうか？

人がいなくなるというのは、本当に寂しいですね。

人がいないと、建物も街も廃れていってしまいます。

あまりにも非現実的な世界なので、

こういう場所に興味が湧くのかもしれませんね。

私は小さい頃に広い空間に置き去りになったのがトラウマなので、

ひと気のないゴーストタウンは耐えられません！

興味がある方は、まだ知られていないゴーストタウンを探してみるのも、

面白いかもしれませんね！

最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました！