皆さん、こんにちは、リナです。
3Dプリンターって、まだまだ馴染みがありませんが、世界的には凄く成長しています。
2030年までには、全家庭の半数以上が3Dプリンターを持つようになるとも言われています。
今回は、そんな3Dプリンターで作られた凄いリアルなものについて5つ見ていきたいと思います。
ギター
3Dプリンターの技術は、微妙な響きを必要とする楽器まで作成することを可能にしています。
なかでも3Dプリンターで作られたギターは少々変わった外見ながら、
しっかりとした演奏もできる実用的な品です。
ナイロンのパウダーをギターの形に薄く作り、その上にまた薄い層を乗せ、そのまた上に薄い層を・・・というふうに何千回もこれを重ね、
ギターの厚みが出来るまで繰り返します。
とくにミリ単位での製作が可能であるため、実在の名器を再現することも理論的にはできるため、
ギターに留まらずヴァイオリンやピアノなどでも応用が期待されています。
義手
病気やケガなどで失った手を再現する義手は、
本来なら高度な技術が必要とされるためとても高額なものです。
とくに患者が子供の場合は、
成長と共に何度も作り直さなければならないうえ、
壊れやすいので費用がかさんでしまうのが問題点でした。
3Dプリンターで作られた義手はこれらの問題を解消し、既製品の何十分の一~何百分の一のコストで作成が可能です。
必要な機能は備えながらも軽くて安い、消耗品のように使える義手はまだ進化を続けているため、将来的には人工装具のほぼすべてが3Dプリンターで作れるようになると考えられています。
医療練習用頭蓋骨
医師にとって、やっかいなことの一つは、
手術の練習をしたいときに気軽に切り刻める人体が手元にないことです。
そのため彼らは形や感触が似たもので代用していますが、
障がいなどで骨が変形した患者を手術する際には3Dプリンターが大活躍します。
普通の人と違う形の頭蓋骨の患者を手術する前に、
3Dプリンターでその人の頭蓋骨そっくりに作られた医療練習用の頭蓋骨でリハーサルを行うのです。
こうすることで、実際の手術を落ち着いて手際よく進められるため、
とくに形状が普通の人と異なる障がい者の治療において重要な役割を果たしているのです。
ダイヤモンドリング
3Dプリンターで作れるものはプラスチックやシリコンだけではありません。
なんとダイヤモンドリングまで作れてしまう時代なのです。
と言っても、さすがに最高硬度を誇るダイヤモンドを加工するのは厳しいため作り出せるのは金属の台座部分のみ。
PC上でデザインを選んだり、あるいは専用のソフトで自分でデザインしたリングを注文すれば、
出来上がったものに宝石をはめ込んで世界にただ一つのオリジナルリングが完成します。
結婚指輪や記念のプレゼントにと、
話題性も考えて3Dプリンターリングを注文する人が増えているとか。
他のアクセサリーにも応用が利きそうです。
家
3Dプリンターで作れるのは必ずしも小さいものばかりではありません。
なんと、「家」を作ることまで出来るのです。
中国の企業が作った六階建てのアパートは、
建材に産業廃棄物を使ってセメントやグラスファイバーなどで強度を上げ、
3Dプリンターで作成したもの。
特筆すべきはその作成スピードで、
一階部分に当たるものをわずか一日で「印刷」してしまえたということです。
まだ強度などに不安はあるため普及は難しそうですが、
作成のコストと時間を考えると将来的には家づくりを引っ張っていくのは3Dプリンターになるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
3Dプリンターは、今後、色々と役立ちそうですね。
最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。
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