こんにちは、ナミです。
釣りは、家族や友達、そして一人でも楽しめる趣味のひとつですね。
のんびりしたり、珍しい魚を探したり、楽しみ方は様々。
でも、想像を遥かに超えた巨大魚が釣られていることを、知っていますか?
今回は、本当に釣れてしまった、驚きの巨大生物5つをご紹介します。
Contents
日本にも居る!巨大魚イシナギ
日本で有名な巨大魚と言えば、イシナギです。
イシナギは、スズキ目スズキ科の海水魚のことです。
巨大な魚を釣り揚げるのは、どんな感じなのでしょうか?京都の丹後半島沖で、イシナギを釣った人のお話を紹介します。
まずは、エサにするためのメダイを釣りました。メダイは50センチと、一般的なサイズです。
メダイを糸につけて垂らすと、すぐに引っ掛かりました。
懸命に引き揚げ、あまりの重さに腕がクタクタになったそうです。
さらに、残っていたエサを垂らすと、また大きな引きがありました。電動の釣り竿を使って、なんとか引き揚げたそうです。
そして、2回目のイシナギは、なんと190cm!重さも130キロほどあったそうです。
最大では900kgを超えるクロカジキ
魚に詳しくなくても、カジキは有名ですよね。中でも、大型なのがクロカジキです。
実は、オスよりもメスが大きく、体長約400メートル、重さは900キロにもなります。
世界記録は、2002年に南米のソドワナ湾で釣られた504.8キロ!
そして、実は日本にも、世界記録を持つ人がいます。佐久間文子さん。そう、なんと女性なのです。
佐久間さんが釣り揚げたクロカジキの重量は、驚きの428キロ!
これは国際的な団体であるIGFAが認定した、歴史に残る快挙です。
ちなみに、クロカジキは英語で「ブルーマーリン」と言います。死ぬ直前に、体やきれいな青色になることに由来します。
一方、和名が「クロカジキ」なのは、死後に黒くなるからです。
南極で釣れたダイオウホウズキイカ
ダイオウホウズキイカは、超巨大なイカです。成体の完全な標本がなく、巨大であること以外、詳細は不明でした。
そして数年前、全長10メートルの代物が、ついに捕獲されました。
場所は、南極のロス海。重さ450キロ超は、歴代のイカ史上、世界最重量です。
発見したのは、ニュージーランドの漁師たちです。
すでに瀕死の状態だったので、なんとか捕まえることができました。とは言え、9人で、2時間もかけて引き揚げたそうです。
もちろん、巨大イカに出会うことは想定外でした。
それでも冷凍ケースに入れて、よい状態で持ち帰ってくれました。
優れた標本が作られたのは、漁師の丁寧な仕事のおかげです。
150歳超え!オヒョウ
名前も見た目もちょっとかわいい巨大魚の仲間です。
カレイ目カレイ科の魚で、見た目や生態はカレイに似ています。
表面(目のある側)は暗い褐色、裏側は白色をしています。
大きいものだと全長3メートル、体重200キロを超えます。ただし、大きくなるのはメスだけで、オスは1/3サイズです。
オヒョウは種類が豊富で、世界各地にいます。
生息場所は、水深400~2000メートルの、極めて傾斜が緩やかな海底です。
冷たい海を好み、日本では東北以北にタイヘイヨウオヒョウがいます。
そして、中には、150歳という長生きな個体もいるそうです!
海底で150年とは、まるで海の主ですね。
ちなみに、100キロを超えるオヒョウは、推定100万円以上の価値があるそうです。
6mオーバーの大ザメ
映画の影響もあってか、サメは怖さが印象的ですよね。
そして、なんとなく海外にしか生息しないイメージがありませんか?
実は、世界で約500種、日本近海では130種も発見されているんです!
でも、実際に人間を襲う可能性があるのは30種ほどです。
体の大きさは、種類によって様々です。
普通は、大きくても3メートルほどですが、オーストラリアで、その2倍のサイズのサメが釣り揚げられたそうです。
しかも、見境なく、なんでも口に放り込むイタチザメ。勇ましいサーファーも怯えているとか…。
ところで、サメの語源は知っていますか?
多くの説がありますが、「小さい目(小目)」というのは、納得できる説のひとつですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一般的に想像する「釣り」とは、一線を画すものばかりでしたね。
世界中の海で、まだ見ぬ巨大生物を釣り揚げるのは、ロマンがあります。
でも、やっぱりちょっと怖いですね。
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!