こんにちは、ナミです。
私たちが住む地球には、長い長い歴史があります。
何気なく暮らしていると、地球が存在することは当たり前のように思えますが、
実は、幾度となく、人類滅亡、地球存続の危機があったのです!
今回は、危うく地球最後の日になるところだった、5つの大事件をご紹介します。
1:核兵器警報装置のミス
1900年代の後半、アメリカとロシアの関係が最悪な時期でした。
ロシアではミサイル攻撃にも万全に備えていました。
当時、そのシステムの管理を担当していたのが、ぺフトフ中佐です。
ある時、専用装置がアメリカの攻撃を感知しました。
装置の警報があれば、すぐさま対処する必要があります。
しかしぺフトフ中佐は「この警報は誤作動だ」と判断しました。
そして、上司への連絡もしませんでした。
のちに、これは本当に誤作動だったことが明らかになっています。
ぺフトフ中佐の冷静な判断がなければ、核戦争は現実のものになっていました。
歴史を変え、世界を救ったぺフトフ中佐は、英雄と言えるでしょう。
2:キューバ危機
キューバの社会主義革命を発端に、アメリカとキューバは、微妙な関係にありました。
アメリカは、キューバを脅威に感じていたのです。
そんな時、ロシアがキューバに、核ミサイル基地を建設していることが発覚しました。
アメリカはすぐに、キューバを海と空から包囲しました。
アメリカとロシアは、互いに核兵器を保持していました。
もしロシアが強行突破すれば、アメリカが攻撃し、ロシアが応戦するという状況は明らかでした。
両国は交渉を重ねました。
そして、互いにキューバから撤退し、侵攻や基地の建設をしないことを決めました。
この英断によって戦争は回避され、多くの命が守られたのです。
3:大規模な太陽嵐
1800年台の中頃、過去に類を見ない大きな嵐が発生しました。
これは、太陽で起きた爆発が原因でした。
この嵐の問題点は、電磁波を巻き込んで風を起こすこと。
電子機器に影響し、人工衛星にも被害が及びます。
地球上の通信網がすべてストップする恐れがあります。
電気中心の現代で、太陽嵐が起きれば、ひとたまりもない。
そのように話す専門家もいます。
また、今後、150年に1度のペースで発生するとみられているのです。
直撃こそ免れたものの、2010年以降、大規模な太陽嵐が発生しています。
また起きる可能性がある以上、早急な対策が必要です。
4:小惑星アスクレピウス
1989年の出来事です。
地球の約65万キロ先の位置を、小惑星が通過しました。
65万キロというと、途方もなく遠い場所に思えます。
でも、宇宙レベルで考えると、地球が約6時間で移動する距離でしかありません。
小惑星は、金属や石など、成分も種類も様々です。
小惑星が与える衝撃は、どれほどのものでしょうか?
なんと、水素爆弾600メガトン級に値します。
…ピンと来ないですよね。
実際に開発されている水素爆弾の威力は、50メガトンほどです。
もし小惑星と接触していたら、地球が壊滅的なダメージを受けていたことは間違いありません。
5:スペイン風邪の大流行
1900年台前半に世界中を震撼させた、悪夢のような感染症をご存知でしょうか?
被害は5億人にまで拡大し、そのうち1億人が命を落としました。
その原因は、なんと「インフルエンザ」でした。
インフルエンザと言えば、今でも感染症の主流ですよね。
毎年、日本各地で猛威をふるっています。
でも、その威力は桁違い。
現代のウイルスの30倍ものスピードで増殖したそうです!
インフルエンザによる炎症が原因で肺炎になり、多くの人が呼吸困難で亡くなったのです。
この原因となった菌は、いまだに調査対象となっています。
人間の免疫機能に影響を及ぼすことが分かっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ものすごい大事件なのに、まったく知りませんでした。
人類が滅亡するきっかけは意外とたくさんあって、
平穏な暮らしは、脆くて奇跡的なことなんだって思いました。
それに、本当はもっといろんなアクシデントが起きているけど、
みんながパニックになるから公表されていないだけだったりして…
なんて、想像しちゃいました!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!