こんにちは、ナミです。
「ギネス認定」や「世界最大級」という肩書は、その国や地域の自慢になりますよね。
人々にとっての誇り、シンボル的な存在です。
今回は、人間が作った巨大な人工物を5つ集めました。
コストもサイズもまさに世界レベル。桁違いです!
Contents
1:世界最大の電波望遠鏡 500m球面電波望遠鏡
中国に、想像を遥かに超える超巨大な電波望遠鏡があります。
電波望遠鏡は、パラボラアンテナを使った観測装置です。
アンテナの鏡面の直径は、500メートルを超えます。
自然に発生したくぼ地を活用し、建築されています。
電波望遠鏡のサイズは、性能にも大きく影響します。
かすかな電波をもらさず探知でき、未知の探査能力に大きな期待が寄せられています。
1994年頃から構想が進み、工事期間は17年にも及びました。
総建築費は185億円と言われています。
2020年までに最終調整が完了し、実用化が始まります。
今後は、世界の研究者に開放するそうです。
2:世界一高い人工建造物 ブルジュ・ハリファ
活気があふれるドバイは、旅先としても大人気です。
観光スポットは数えきれないほどありますが、中でも有名なのが、
ギネスが認定する世界一高いビルです。
160階建て、高さは約830メートルもあります。
オフィス街を中心とする都市の、開発計画の一環として建設されました。
建物内にはオフィスフロアのほか、アルマーニが運営するホテルやレストラン、展望台があります。
エレベーターにLCD画面を設置するなど、技術も最先端です。
建築デザインは、ドバイが誇るBrash Brandsが手掛けました。
近未来を思わせる美しいフォルムが、その存在感を高めています。
個人向け居室には応募が殺到し、数時間で完売したそうです。
3:世界最大の水力発電ダム 三峡ダム
アジア最長の河川、長江流域に、巨大なダムがあります。
水資源を支える要として、370億ドルを投資して建設されました。
180メートル超からの放水は圧巻。
多くの観光客が足を運んでいます。
大規模なダムは、国内に大きな利便性をもたらしました。
650kmを超える人造湖が作られ、これまでの3倍の大きさの船が往来できるようになりました。
さらに、エネルギー資源としても大きな役割を果たしています。
中国では、水力発電が全体の1割ほどの電力を担っています。
一方で、建設のために100万を超える住民が退去させられたほか、
旧跡が水没で破壊されたことなどが問題視されています。
生態系への影響など、課題も山積みです。
4:世界一高い像 統一の像
大きな像と言うと、自由の女神を連想しますが、インドには、その2倍のサイズの像があります。
建国の父とされる初代副首相・パテールの像です。
180メートルを超える巨像は、姿勢よく立ち、夜にはライトアップされて荘厳な雰囲気です。
建設には500億ドル近いコストがかけられており、教育をはじめとする、
他の課題を優先すべきとの意見もありました。
また、パテールは国家独立の立役者である一方、ヒンドゥー教を盲信していたとされています。
多宗教のインドで、この像が建設されたことについて、
少数民族への攻撃的な姿勢の現れだと、危ぶむ声もあります。
5:世界最大の教会 平和の聖母大聖堂
コートジボワールにも、世界最大の建築があります。
サンピエトロ大聖堂にならって作られた、平和の聖母大聖堂です。
1985年から5年の歳月をかけて完成しました。
広さは3万平方メートルもあります。
さらに、教会に巨大な十字架があり、高さも158メートルにも及びます。
内部は神秘的で美しく、外には開放的な遊歩道が広がっています。
大聖堂は、首都ヤムスクロにあります。
ここに建設したのは、ヤムスクロ出身の大統領です。
実は、ヤムスクロを首都と決めたのも、この大統領なのだとか。
どうしてもここに、ギネス認定の建造物を作りたかったのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ダムや望遠鏡は、投資した分の恩恵が期待できますし、
建築物というのは心の拠り所だったり、幸福度が高くなりますね。
いずれにしても、ナンバー1というのは誇らしいものです。
日本は国土が小さいので、サイズでは難しいですが、
話題になった “キレイなロッカー”など、日本らしい誇りが増えるといいですね!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!