こんにちは、リナです。
日本国内でも、工事中に遺跡が発見されたりというのは、よく聞いたことがあるはずです。
しかし世界には、私達が想像もしなかったようなものが発見されています。
今回は、工事中に偶然にも発見された驚きのものを5つ、ご紹介しようと思います。
不発弾
セルビア共和国の首都であるベルグラードのサバ川流域で
2017年に行われた工事中に第二次世界大戦の時に使用されていた不発弾が発見されました。
不発弾が発見されたのは地下9mほどの深さで、
2月5日の午前8時から10時頃にかけて爆破処理をされています。
万が一この不発弾が爆発してしまえば、
その周囲一帯は爆破されてしまうほどの威力があるということで
発見されてから周辺住民は全員緊急避難していました。
不発弾はかつてのドイツ軍のものでしたが、
爆破処理は無事に行われ、翌日には住民も自宅に帰宅することが許されています。
クジラ
2015年9月4日、アメリカのカリフォルニア州スコッツバレーで行われていた
住宅開発の検査に来ていた生物学者がサンタクルーズ郡の建設現場で
発見されたのが400万年前にこの辺りに生きていたクジラの化石です。
クジラの化石は頭蓋骨や顎・肩・ヒレ・腕などの骨が見つかっています。
全長はおよそ7.6mほどで、現代のクジラの祖先にあたる生物だといわれています。
こういった全体的に良い状態を保っている化石が発見されることは非常に稀で、
現代のクジラの起源をより知ることができる手がかりになるとして研究者達の間で盛り上がっています。
マンモスの牙
2014年2月にシアトルのサウス・レイク・ユニオンで発見されたのは、
およそ2万年前に生きていたコロンビアマンモスという種類のマンモスの牙でした。
発見されたのが私有地であったため、
この発見されたマンモスの牙をどうするかということについては土地の所有者に権利がありました。
マンモスの牙の長さはおよそ8.5フィートあり、発見時には水浸し状態でしたが、
適切な処理が行われた後でバーク・ミュージアムへと移送されて展示されています。
4月にはこのマンモスに名前がつけられており、
「ルル・ザ・ラッキーレイク・ユニオン・マンモス」と決まりました。
バーク・ミュージアムが行ったコンテストに応募された名前の中から選ばれました。
船
アメリカのバージニア州ポトマック川付近でホテルの建設現場で発見されたのは、
なんと18世紀の後半頃に実際に使われていたとされる船の残骸でした。
船の長さはおよそ15mほどあり、
フランス革命が起きていた時代の戦争で使われていたものであるということがわかっています。
この船が発見された場所では、1755年頃に建設されたといわれている
最初の公共施設である共同倉庫のようなものも見つかっています。
当時の建設方法によって建てられているものの、
全ての部分を発掘するのは損壊しないように気をつけて掘るという苦労を伴うものとなりました。
海賊の骨
2010年にイングランド南西部にあるドーセットの工事現場で作業員が発見したのは、
51体にも及ぶ人体の骨でした。
専門家の調査によってわかったことは、
この骨の持ち主達51名は約1000年ほど前に何らかの原因によって
斬首されて処刑された海賊達のものだということでした。
海を旅しながら略奪や暴虐を行うイメージが強い海賊ですが、
この処刑された51名の人物はアングロサクソン人がまとめて捕縛したあげくに斬首によって
処刑を行ったということが調査の結果でわかっています。
海賊をこれだけの人数まとめて捕縛するとなると緻密な計画を立てるか、
海賊にも勝る人数や武器などを保有していたと考えられています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
偶然にも工事中に何か発見されたら、工事現場の方って大変だな~と思ってしまいました。
最後まで見てくれて、どうもありがとうございました。
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