こんにちは、ナミです。
動物の賢さについては、世界中の研究者が注目しています。
オリジナリティ溢れる実験が行われ、類人猿をはじめ、
鳥類から無脊椎動物まで、驚異の能力が判明しています。
その記憶力や学習能力は人間を凌ぐのではないかという声もあります。
そこで今回は、私たちの想像を超える優れた知能を持つ動物6つをご紹介します。
身近な動物を見る目が、きっと変わってしまいます。
1:タコ
動きがゆっくりで、気ままなイメージがありますが、実はかなりハイレベルな知能を有しています。
無脊椎動物では、最大サイズの脳を持っています。
神経細胞の数はかなり多く、なんとネコと同じくらいあります。
吸盤にまでニューロンが存在しているので、腕を対象に巻き付けて、多くの情報を感知しているのです。
ピンチの時には、難なく擬態します。
また、タコは賢いだけでなく、とても器用です。
身の回りの道具を使ったり、ペットボトルも開けられます。
さらには記憶力も優れていて、迷路も得意です。
2:ネズミ
タコと違い、ネズミの脳はとっても小さいですが、そのサイズからは想像できないほど賢い動物です。
日本にいる種類の中では、クマネズミが最もクレバー。
それぞれに役割を持ちながら、グループで暮らします。
ネズミと言うと、迷路を走る様子を連想するかもしれません。
ネズミは記憶力がよく、経路を覚えることができるのです。
同じトラップに二度かかることはありません。
また、ネズミは自分を客観視できる一面もあります。
周囲に対する理解を持ち、感情を表すこともできます。
人間と同じく、共存する生物ならではの能力と言えます。
3:カラス
体の大きさに占める脳の割合が約2%。
これは人間と比べて0.4%しか差がなく、かなり大きな脳を持っていることは明らかです。
これにより、かなり高度な知性を有しています。
ちょっとした判断にとどまらず、難解な問題もクリアします。
人間の顔も、48時間あれば識別できるのだとか。
鳥類は、人間と違い紫外線も識別できます。
特にカラスは、人間の5倍の視力を持っています。
嗅覚はほぼないので、視覚が研ぎ澄まされています。
社会性も高く、集団における上下関係も把握しています。
目が合うとドキッとするのは、人間の本能かもしれません。
4:ラッコ
かわいらしい顔と水に浮かんでいる様子は、癒しそのもの。
ですが、実はトップクラスに賢い動物のひとつです。
水に潜れば、振動で外敵の動きを素早く察知します。
貝を叩き割るのも、石を上手に使っていますよね。
その時、苦手な部位をしっかり選別しているのです。
石だけでなく道具を使うのが得意で、身近なもので器用に遊ぶそうです。
そして、割と好みにうるさいタイプで、好きな形の石を発見すると、体の袋に保管します。
個体によって好みが違い、貝類でもあれやこれやと選り好みします。
人知れず、偏った食生活を送っているのです。
5:ゾウ
ゾウは体だけでなく脳も大きく、とても賢い動物です。
かのアリストテレスの言葉にも、ゾウが最も賢いことを示唆するものがあるそうです。
周りの状況に応じて作業や行動ができ、経験を糧に成長する能力も持っています。
モノの大きさを判断し、足し算もできるという報告もあります。
大きな耳は聞き分ける能力にも長けています。
数百以上の音の違いが分かり、また、それを真似するのも得意です。
仲間が亡くなると、鼻をこすりつけて悼む行動を取ります。
道具を駆使して、感情を表すこともでき、人間に類似した点も少なくありません。
6:チンパンジー
私たちからみても、人間に近いと感じますよね。
そのDNAは、限りなく100%に近いレベルで酷似しています。
チンパンジーができることは、本当にたくさんあります。
記憶力がよく、言葉や仕組みを覚えることができます。
人間のように手先も器用なので、鍵を使いこなして、自分でドアを開け閉めするくらいは朝飯前です。
さらに、感情の発達レベルも、他の動物とは一線を画します。
深い悲しみを覚えると、何も食べられなくなり、最終的にそのまま餓死することもあるそうです。
学習能力があり、環境に適応できるため、とても繊細なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
タコに失礼ですが、賢いなんてとてもびっくりしました。
動物と会話できたらいいのになぁと常々思っているのですが、
もし会話ができたら、動物はさらに賢くなりそうですよね。
「環境汚染するなよ」なんて文句言われそうですが。
人間が知らないだけで、賢い動物はもっとたくさんいそうですね!
どんどん研究が進むといいなぁと思いました!
最後までご視聴いただき、どうもありがとうございました!