こんにちは、ナミです。
皆さんはペットを飼っていますか?
ペットと言えば、家族の一員であり、癒しの存在ですよね。
でも幼い頃、通学路の途中で毎日吠えている犬がいませんでしたか?
最近は近所を気にするせいか、いかにも“番犬”という犬はあまり見かけません。
セキュリティもデジタル先行の時代ですが、今回はあえて番犬に注目してみました。
優秀な番犬には、性格と外見が重要!
というわけで、とっても頼りになる巨大な番犬をご紹介します。
1:コーカシアン・シェパード・ドッグ
垂れた耳がかわいらしい、ロシア生まれの番犬です。
ふわふわの毛に覆われた立派な筋肉を持っています。
かなりパワーがあり、おでこのシワも凄みを感じさせます。
毛の色は多種多様、長さも短いものから超ロングまで様々です。
いずれも二層になっていて、極寒に強いのが特徴です。
雪の中、食料が不足しても生存する能力があります。
つぶらな瞳が象徴するように、家族にはとてもフレンドリー。
一方で警戒心が強く、外的には鋭い防衛心を持っています。
ただ、腰に負荷がかかりやすいので、
適切なトレーニングと必要以上の負荷をかけないことが大切です。
2:クーバース
白くてふわふわ、とってもキュートな外見です。
50㎏にもなる超大型で、猟犬でもあります。
ハンガリー生まれで「貴族の守護者」の異名を持ちます。
彼らは、とても忠誠心が強い種です。
信じた相手や、その大切なものは、身を挺して護ります。
その一方で誇りが高く、自分がどう扱われているかを察知します。
裏切りや粗末な扱いには強硬に反抗します。
どんな環境下でも生き抜くことができるので、飼育はスムーズです。
ただ、大切に扱われているかどうかについて敏感なので、
愛を持って接することが、信頼関係の構築に重要になります。
3:アクバシュ
由来は様々ありますが、いずれも特徴的な白色がもとになっています。
トルコ生まれの、主に牧畜で活躍する番犬です。
一見、相手を油断させるつぶらな瞳と垂れ耳です。
しっぽがカールしていて、チャーミングでしかありません。
また、小顔で足が長くスタイルも抜群です。
生まれてすぐに、羊と一緒に家族のように育ちます。
性格はおっとりしていて、甘えん坊です。
愛情深く、家族と離れることを拒みます。
仲間意識の強さに加えて賢さもあり、仲間と外敵を判別できます。
大変優れた種のため、保護が進められています。
世界中に犬種クラブがあります。
4:カンガール・ドッグ
人懐っこく、垂れ耳で、なんともチャーミングな外見をしています。
全体の毛はほんのり茶色がかっていて、耳が黒色です。
足が長くシュッとしていますが、体は85cmほどの大型です。
警戒心が強く、育てるにはトレーニングが必要です。
体力があるので、飼育にはそれなりの環境を要します。
狼を倒すほどの身体能力があります。
地元のトルコでも、ペットとしての扱いはないのでポピュラーではありません。
しかし、近年国宝となったため、認知度は上がっています。
なお、字面で間違われそうなカンガルードッグは、
生まれも特徴もまったく異なります。
5:ロットワイラー
ツヤのある黒い毛に覆われた、強さに優れた種です。
普段はおっとりしていて、忠誠心の強さも特徴です。
見た目も、目が小さく、茶色のスポットカラーがキュートです。
一方で、防衛心と類まれな高い縄張り意識を持っています。
そのため、番犬どころか、軍用犬やレスキュー犬として、幅広く重用されています。
頼りになるのは良いことなのですが、
意識の高さは敵ではない相手を傷付けてしまうほどです。
70年代以降の約20年で、犬が関わる死亡事故の6件に1件が彼らによるもの。
一般市民と彼らを守るためにも、慎重な訓練が不可欠です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
なんとなく、番犬というといつも吠えていて、
飼い主にもあまり懐かないのかなと思っていました。
従順で、飼い主を守ってくれるなんて、とても愛おしいですね。
こんなに可愛い見た目の番犬がいるなんてびっくりです。
私は怖がりなので、そんな番犬に傍にいて欲しいなぁと思います。
ハスキー犬も、キリっとしていて頼りになりそうな印象ですが、
実はとっても人懐っこくて、あまり攻撃的ではないそうです。
それはそれで、なんだか愛くるしいですね。